2日放送、NHK「グッと!スポーツ」では、「来年日本でW杯!ラグビー日本代表SP」として、田中史朗と堀江翔太がゲスト出演。来年日本で開催するラグビーW杯に向け、成長への手応えや意気込みを語った。

2015年のW杯で南アフリカを破って世界に衝撃を与えたラグビー日本代表だったが、その翌年、ジェイミー・ジョセフ監督に代わり出直しを図ると成績は低迷。それでも新チームの構築は確実に進み、今年6月のジョージア戦では、スクラムでも押し勝ち欧州勢を相手に28-0という史上初の完封勝利を挙げるまでに至った。

新生日本代表の厳しい船出となった2016年を「監督が代わってラグビーのスタイルも変わった。僕たちが積み上げてきたものから一回落ちた」という田中に、堀江も「スクラムは特に感じた。スクラムコーチも変わって全員のイメージが一致してない」などと振り返った。

それでも来年のW杯に向け、上り調子の成長曲線を感じている田中と堀江。堀江は「選手だけじゃなくて、スタッフも全員同じ絵を見れるようにやり始めてから伸びていった」と話すと、先のジョージア戦を「特にスクラムなんて押される気がしなかった」と語り、田中も「人生で一度あるかないか。ワールドカップが日本で開催されるので僕たちも強くならないといけないですし結果を残さないといけないですけど、日本全体として世界と戦っていけたら」と意気込んだ。