Googleドライブ有料プランが「Google One」に改名。新プランや家族共有オプションなどが追加
Googleが個人向けのGoogleドライブの有料プランを「Google One」に改名。料金プランの変更や家族との共有サービスを追加すると発表しました。無料のストレージ15GBや、G Suiteユーザーに変更はありません。

料金プランでは、100GB 1.99ドル/月はそのままで、あらたに200GB 2.99ドル/月が追加。1TBプランは廃止され、同じ価格で2TB 9.99ドル/月にアップグレードされます。10TB、20TB、30TBのプランに変更はありません。

また、新しく家族共有オプションが追加されます。AppleのiCloudにも同様のサービスがありますが、1つのストレージプランを最大5人の家族(自分を含めて6人)と共有するもの。それぞれの家族には他の人からは見られない独自のストレージが割り当てられます。

この他、これまでG Suiteのビジネスアカウントでのみ利用できた、ワンタップでカスタマーサービスに相談できる機能やGoogle Playで利用できるクーポン、Google検索経由で予約したホテルの割引など、追加のサービスも提供されます。このサービスは今後も追加予定とのことです。

Googleドライブの容量を使うGoogleフォトでは、解像度を落とすことで無制限の写真や動画を保存可能ですが、最近増えてきている4K動画をそのまま保存したいと考えるなら、2TBプランの追加(アップグレード)は嬉しいところかもしれません。

Google Oneは、今後数ヶ月をかけ、まず米国内で展開。その後、グローバルへの展開が行われます。このため、米国外での提供は今年後半になるとのことです。