不振の京都、布部陽功監督の退任発表…コーチのジュロヴスキー氏が指揮官に昇格

写真拡大

▽京都サンガF.C.は11日、布部陽功監督(44)の退任を発表した。

▽布部監督は、2017年から京都を指揮。だが、就任初年度の明治安田生命J2リーグで12位フィニッシュにとどまり、今シーズンもここまで2勝3分け8敗のJ3降格圏最下位に沈み、6日に行われた第13節のレノファ山口FC戦からコーチを務めるボスコ・ジュロヴスキー氏(56)が暫定的に指揮を執った。

▽なお、後任として、2016年夏から名古屋グランパスで指揮官歴を持つボスコ・ジュロヴスキー氏の内部昇格による監督就任が決定している。布部氏とジュロヴスキー新指揮官は、クラブ公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。

◆布部陽功

「京都サンガF.C.を支えて下さっているファン・サポーターの皆様、練習場、スタジアムではもちろん、日頃より温かいご声援を頂き本当にありがとうございました。また、クラブを支えて下さるスポンサーの皆様、メディアの皆様、京都サンガF.C.に関わる全ての皆様に大変感謝しております。約1年と4ヶ月でしたが、皆様のご期待にお応えすることができなく心からお詫び申し上げます。クラブに関わる全ての皆様と、素晴らしいスタッフ、選手達でつくる京都サンガF.C.をこれからも応援しています。本当にありがとうございました」

◆ボスコ・ジュロヴスキー

「今は本当に難しい状況ですが、我々はまだ生きているし、選手たちはいい質を持っています。今すぐに先のことは言えませんが、目の前の1試合1試合を集中して、すべての試合で100%の力を出しきる、ハードワークすること、歴史ある京都のクラブの監督を務めるにあたり、感謝と誇りを持って、選手・クラブと共に戦うことを約束します。サポーターの皆さん、これからもチームを共にサポートしてください」