そろそろ卒業論文の提出が迫っていて、焦っている学生も多い様子。一方で、卒論の提出をハラスメントセンターに訴える学生もいるということは、以前に『ガジェット通信』でもお伝えしました。

※参考記事 大学関係者から嘆きの声続出! 「卒論を強要される」とハラスメントセンターに駆け込んだ学生が斜め上すぎる
http://getnews.jp/archives/2001484

「卒論どうしよう」という学生に対する甘い誘惑はほかにも。ある『Twitter』ユーザーがフリマサービス『メルカリ』に卒論を出品するユーザーの存在をツイートしています。

「オリンピック人材不足問題について」と題された出品物。「卒業論文 2万字」とされており、3000円で売られていましたが、現在では削除されています。

この卒論出品については、「これで卒業できるのか除籍処分になるのか」「口述諮問は通るのか」といった反応があったほか、3000円という値付けについても、次のようなツイートが見られました。

3000円て….やすくない?
私A4100何十枚だったよ….あれって何枚以上とかあるのかなあ。

2万字を書くにしては安いという声はほかにも多数あり、「3時間で書ける内容ということか」「買うのは論外でも、時給分稼いでもいい」といったツイートも。

「留年どころか除籍になりそう」といった心配する反応があったほか、「見本として3000円で買うのはアリ」といった意見もあった『メルカリ』への卒論出品。言うまでもないですが、卒論はアーカイブとして残るもの。一言一句同じものがあれば査読で落とされるわけで、そういった意識のない学生が増えているということも浮き彫りになっているのではないでしょうか。

※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/88miracles/status/944091636245569536 [リンク]

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