材料は2つだけ! 「フライパン蒸し」であっという間に晩ごはん
どうにもこうにも忙しくて、短時間で晩ごはんの準備をしたい。子育てや仕事に忙しいママたちにとって、そんなふうに思う日は、少なくないのではないでしょうか。
「時短」につながる究極のコツは、材料の数を減らすこと。
材料の数が増えれば、皮をむいたり、刻んだり、下味をつけたりするプロセスが増えていきます。
手早く作りたいときは、いさぎよく材料を減らしてみましょう。
私がおすすめしたいのは野菜1品×たんぱく質食材1品の「フライパン蒸し」。直径22cmの深めのふたのできるフライパンを使っていますが、浅めのフライパンでも、両手鍋でもだいじょうぶです。
■鶏肉とキャベツのフライパン蒸し
<材料> ※2〜3人分
鶏もも肉 240g〜300g
キャベツ 1/2個
水 40ml
塩 ひとつまみ
<作り方>
1、キャベツはざく切りにして鍋に敷き詰める。芯はそぎ切りにする。
2、キャベツの上に鶏肉を並べて塩をふり、水を入れてふたをする。
3、中火にかけて蒸気が出てきたら火を弱め、12〜15分蒸す。
ふたをして加熱している間に、ごはんをレンジで温めるなど、ほかの支度ができ、ゆとりが生まれるのもいいところ。炒め物だとこうはいかないのです。
鶏肉の脂がほどよくキャベツにまとい、甘さが引き出されます。キャベツがくたっとするので、1/2個をぺろり。食材も無駄になりません。
■組み合わせを変えれば、もっと楽しめる!
このレシピは、「鶏肉とキャベツのフライパン蒸し」が、もっともシンプルな組み合わせ。野菜とたんぱく質の組み合わせを変えていくと、バリエーションが広がります。
下に敷く野菜は、「かさ」のあるキャベツか白菜がいいですよ。上にのせるたんぱく質は、肉なら鶏肉か豚肉、魚なら白菜とキャベツと相性のいいサケがよいでしょう。
白菜を使用する場合は、水分が多いので、水の量は20〜30mlと少なめでOK。
野菜もたんぱく質もたっぷり。これにご飯を添えれば、大満足の夕飯に。
■いろんなタレがあれば、飽きずに食べられる!
フライパン蒸しの味つけはぜひテーブルの上で。 ゆずやレモンなど季節の柑橘をギュッとしぼり、しょうゆをたらすのが好きですが、子どもはマヨネーズにカレー粉を混ぜた「カレーマヨ」、大人は「ゆずこしょう入りオリーブオイル」など、油をプラスすると、コクが増し満足感がアップ!
タレは、小皿の中で混ぜればできる、シンプルな組み合わせがいいですよ! お好みのタレで召し上がってみてください。
<タレの組み合わせ>
・ぽん酢しょうゆ×オリーブ油
・みそ×白ねりごま
・マヨネーズ×みそ
・ごま油×しょうゆ×酢
・ごま油×豆板醤×しょうゆ
にんにくの薄切り、せん切りしょうが、刻みねぎ、きのこを一緒に蒸したり、火を止めてから刻んだニラを混ぜたり。「ちょい足し」すれば、飽きずにいただけます。
地味な仕上がりに見えますが、これさえ作ればなんとかなるというお助けごはん。しっかり食べて、年末年始を元気に乗り切りましょう。
(大久保 朱夏)
「時短」につながる究極のコツは、材料の数を減らすこと。
材料の数が増えれば、皮をむいたり、刻んだり、下味をつけたりするプロセスが増えていきます。
手早く作りたいときは、いさぎよく材料を減らしてみましょう。
私がおすすめしたいのは野菜1品×たんぱく質食材1品の「フライパン蒸し」。直径22cmの深めのふたのできるフライパンを使っていますが、浅めのフライパンでも、両手鍋でもだいじょうぶです。
レシピ制作:大久保朱夏
<材料> ※2〜3人分
鶏もも肉 240g〜300g
キャベツ 1/2個
水 40ml
塩 ひとつまみ
<作り方>
1、キャベツはざく切りにして鍋に敷き詰める。芯はそぎ切りにする。
2、キャベツの上に鶏肉を並べて塩をふり、水を入れてふたをする。
3、中火にかけて蒸気が出てきたら火を弱め、12〜15分蒸す。
ふたをして加熱している間に、ごはんをレンジで温めるなど、ほかの支度ができ、ゆとりが生まれるのもいいところ。炒め物だとこうはいかないのです。
鶏肉の脂がほどよくキャベツにまとい、甘さが引き出されます。キャベツがくたっとするので、1/2個をぺろり。食材も無駄になりません。
■組み合わせを変えれば、もっと楽しめる!
このレシピは、「鶏肉とキャベツのフライパン蒸し」が、もっともシンプルな組み合わせ。野菜とたんぱく質の組み合わせを変えていくと、バリエーションが広がります。
下に敷く野菜は、「かさ」のあるキャベツか白菜がいいですよ。上にのせるたんぱく質は、肉なら鶏肉か豚肉、魚なら白菜とキャベツと相性のいいサケがよいでしょう。
白菜を使用する場合は、水分が多いので、水の量は20〜30mlと少なめでOK。
野菜もたんぱく質もたっぷり。これにご飯を添えれば、大満足の夕飯に。
■いろんなタレがあれば、飽きずに食べられる!
フライパン蒸しの味つけはぜひテーブルの上で。 ゆずやレモンなど季節の柑橘をギュッとしぼり、しょうゆをたらすのが好きですが、子どもはマヨネーズにカレー粉を混ぜた「カレーマヨ」、大人は「ゆずこしょう入りオリーブオイル」など、油をプラスすると、コクが増し満足感がアップ!
タレは、小皿の中で混ぜればできる、シンプルな組み合わせがいいですよ! お好みのタレで召し上がってみてください。
<タレの組み合わせ>
・ぽん酢しょうゆ×オリーブ油
・みそ×白ねりごま
・マヨネーズ×みそ
・ごま油×しょうゆ×酢
・ごま油×豆板醤×しょうゆ
にんにくの薄切り、せん切りしょうが、刻みねぎ、きのこを一緒に蒸したり、火を止めてから刻んだニラを混ぜたり。「ちょい足し」すれば、飽きずにいただけます。
地味な仕上がりに見えますが、これさえ作ればなんとかなるというお助けごはん。しっかり食べて、年末年始を元気に乗り切りましょう。
(大久保 朱夏)