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ついに7月20日(木)よりスタートした木曜ドラマ『黒革の手帖』。

主人公・原口元子を演じる武井咲の妖艶な悪女ぶり、そして、そんな元子からこの先思う存分“むしり取られる”アクの強い男たちが初回から強烈な存在感を放った。

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そんな『黒革の手帖』、登場人物が全員“悪役”だというのが最大の特徴。物語に登場する悪人たちが今後どのような躍動を見せるのかが見どころだ。

 

◆第1話は、悪女相手に滝藤賢一が吠える!

滝藤賢一演じる、メガバンクの次長・村井亨。武井演じる元子と仲里依紗演じる山田波子の派遣先の上司である村井は、保身、出世、安定…とサラリーマン人生を生きてきたが、“黒革の手帖”を手にした元子に追い込まれ、破滅の道を歩き出すことになる。

クビを切られる寸前の派遣社員という弱い立場だった元子が、たった一冊の手帖を武器に強大な組織に立ち向かっていく姿が痛快だったという人は少なくないだろう。

その一方で、そんな悪女に追い込まれていくサラリーマンの悲哀を強烈に吠えた滝藤の姿に注目し共感をおぼえた人もいるかもしれない。

 

◆第2話は、武井咲VS仲里依紗!

さらに、元子とともに派遣社員として働き、派遣切りを機に職を失うことになる波子を演じる仲里依紗。4月クールのドラマでの“恐演”で世間をゾッとさせた仲が、今作では激しく貪欲なもうひとりの悪女として登場。2話以降、元子と女同士の激しいバトルを繰り広げる。

メガバンクで派遣切りに遭い、一時は別の職に就いた波子だったが、元子の誘いもあり銀座の夜の世界に足を踏み入れることに。夜の銀座で水を得た魚のように活き活きとし始めた波子は、クリニック院長の楢林(奥田瑛二)を篭絡し、またたく間に元子を脅かす存在へと成長を遂げる。

“派遣のオンナ”から“銀座のオンナ”に変身した女ふたりの壮絶なバトル。ふたりの鬼気迫る体当たり演技から目が離せない!

ほかにも、江口洋介・高嶋政伸・高畑淳子ら“黒革の手帖”をめぐる一筋縄ではいかない面々にも注目。彼らが今後、どのように元子にむしり取られていくのか…武井の悪女っぷりに注目だ。