北欧最大の都市スウェーデンのストックホルムは、洗練されたモダンな街ながら森や湖に囲まれた美しい場所。

そんなスウェーデンを始めとした北欧には、ムースという巨大なヘラジカが生息しています。

大きな角が特徴のムースは、まさにスウェーデンを象徴する動物として現地でも非常に有名です。

大きい物だと体重が800キロ程まで成長するムースは「森の王」とも呼ばれており、時には人間にとって危険な動物です。スウェーデンの道路には、ムース注意の黄色い看板があるほどです。

今回はそんなスウェーデンを代表する動物ムースを味わえる現地のオシャレなカフェレストランをご紹介します。

ストックホルム市内で緑の多いエリアとして知られるユールゴールデン島。

こちらに今回ご紹介する「ショーカフェ(Sjöcafeet)」はあります。

湖のほとりにあるこちらのカフェからは、美しい景色も食事やコーヒーと一緒に味わう事が出来ます。

こちらのガラス張りのオシャレなお店、昼間はカフェとして営業し、夜にはレストランバーになります。

クリスマスシーズンに訪れると、スウェーデン名物の「トムテ」と呼ばれるサンタクロースが、木の上から双眼鏡で覗いていたり、動き回る素敵なクリスマスイルミネーションを見る事ができますので、クリスマスシーズンもオススメです。

さて店内をご紹介しましょう。

こちらのお店、北欧らしいモダンなインテリアの店内は、リラックスして過ごせる雰囲気。

そして単なるレストラン&バーではなく、ツアーデスクやお土産屋さんも併設されていますので、旅行者にとっても嬉しい場所です。

そんな北欧の癒しの空間でいただくムース料理は絶品。

中でもオススメなのが「ビーフ・パティ・オブ・エルク・ミンス(Beef patties of elk mince)」というムースのお肉をつかったハンバーグのメニュー。エルクというのはムースのスウェーデンでの呼び名です。

メインのハンバーグに加えて、付け合わせのミニトマトやキャロット、ポテトが添えられた華やかなお皿はそれだけで美味しさが伝わってきます。

もともとスウェーデン料理は蒸したジャガイモにたっぷりとソースをかけた濃厚なメニューが多いので、サラダ感覚で味わえるこちらの料理の付け合わせは嬉しいポイントです。

北欧の厳しい自然で鍛え上げられたムースは牛肉より歯ごたえがしっかりとしていて、野趣あふれる味わいです。

スウェーデンではムースのハムやステーキを食べる事も出来ますが、少しクセのある味です。しかしながら、「ムースハンバーグ」は、ムース初体験の人にもオススメです。ちなみにお値段は185クローナでした。(2017年現在、日本円で2200円程)

窓側の席は、「北欧のベニス」とも称される美しいストックホルムの街並みと湖を眺める事ができる特等席。

日本では出会うことのない北欧の食材ムース。スウェーデンでの旅の思い出に訪れてみてはいかがでしょうか?

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お店 ショーカフェ(Sjöcafeet)
住所 Galärvarvsvägen 2, 115 21 Stockholm
営業時間 9時〜21時
定休日 不定休
お店のURL http://www.sjocafeet.se/en/