Galaxy S8は品薄必至に？事前予約が韓国で60万台突破、Note 7を抜いて過去最高を記録

2017年4月12日 11時0分

韓国で4月7日から予約が開始されたGalaxy S8。4月11日までの5日間で予約台数が60万台を超えたとThe Korea Heraldが報じています。

サムスン関係者からの話として、5日間での予約台数は5.8インチのGalaxy S8が62万台、6.2インチでストレージが128GBのGalaxy S8+が15万台に達したと伝えており、人気の高さがうかがえます。

なお、過去の韓国でのサムスン端末予約台数トップは、Galaxy Note 7が昨年8月6日～18日の13日間で記録した40万台。Galaxy S8は、すでにこの記録を大きく塗り替えています。

The Korea Heraldに先立ち、10日にはBUSINESS KOREAが4月7日～8日の2日間で55万台の予約台数を記録したと報じていました。これを考えると予約のペースはやや失速していると感じられますが、業界関係者によると最終的には予約台数が100万台を超える可能性があると期待しているとのことです。

これまでは、春にGalaxy Sシリーズ、秋にGalaxy Noteシリーズという形で需要が分散していたものの、Galaxy Note 7のリコール問題により今年は約1年ぶりのフラッグシップ発売となります。予約台数が増えているのは、この辺りの事情も関係していそうです。

ただ、予約台数が増えるのはいいことばかりではありません。Galaxy S8+の15万台という予約数はすでに準備している在庫数に達しているとのことで、出荷が遅れる可能性も指摘されています。昨年のGalaxy Note 7も発売直後に品薄が続いていましたが、Galaxy S8 / S8+でも同様の事態となりそうです。

Galaxy S8 / S8+は、米国、カナダ、韓国で4月21日発売。予約者には4月18日から発送が開始される予定です。

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