昨年は最終日に爆発も1打足りず 今年は忘れ物を取りに来た(撮影:村上航)

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<Tポイントレディス 2日目◇18日◇鹿児島高牧カントリークラブ(6,397ヤード ・パー72)>
ツアー屈指の飛ばし屋、渡邉彩香がこの日のベストスコア“68”をマーク。4つ伸ばし首位と3打差のトータル7アンダー3位タイに浮上した。
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初日から「パットの調子が良くなってきた」実感があったという渡邉。この日の前半はカップに蹴られる場面が多かったが、「いいパッティングをしているのは間違いない。我慢をしていたら、後半はチャンスが多くなった」と4つの好機をきちんと沈めスコアを伸ばした。
全体的には「調子自体はあまり良くないです」。それでもスコアを伸ばせたのは、オフの間に磨いたアプローチなどの賜物。「その中で伸ばせたのはプラスに考えたい」と前向きに試合に臨めている。
15年は2勝を挙げたが、昨年は未勝利に。「技術の面もありますが、上位で戦っているだけで満足していた。勝てなくても、いい試合だったと考えてしまっていた。2位や3位は悪い結果ではないですが、もっと自分にプレッシャーをかけてそこで満足せず上を目指さないと」、今季はこれまでよりも“勝ち”にこだわって戦っていく。
「これはチャンス。調子が悪いなどと言ってられないですね。活かさないと」。昨年大会は2位、今季狙うのは優勝の2文字のみだ。
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