iPhoneでレコードの音楽が持ち歩ける!レコード、CD、FMラジオが合体した「マルチレコードプレーヤー」が凄い

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1台でレコード、CD、FMラジオが聴ける「マルチレコードプレーヤー(型番:SAD-9801)」が2017年2月1日より発売された。
Amazonでの価格は、1万4,400円(税込・関東への配送料)。

スピーカー内蔵で、レコードとCDの音楽はUSBメモリーにMP3に変換して保存ができる。
つまり、iPhoneでレコードの楽曲が持ち歩けて、聞けるというわけだ。

レコードプレーヤーは今でも販売されているが、アンプやスピーカーが別途必要だったり、価格が5万円以上したりするなど、レコードを聴くためには、それなりのコストがかかる。


■豆知識:なぜ、今さらレコードなのか? レコード vs CD
レコードには、名盤と呼ばれる秀逸な演奏を録音したものがある。
そうした名盤レコードはCD化されてないものも多い。

また、レコードの音源は、CDとは異なる音質の違いがある。
CDは人間に聞こえない周波数帯の音をカットしているが、レコードはCDに記録されていない音域まで記録されている。
こうしたアナログレコードの音は、どことなくあたたかみを感じるという人もいる。
実際に、こうしたレコードとCDの音質の差については賛否あるが、それも含めてレコードの楽しさなのだろう。





■レコードやCDの音楽を手軽にデジタル化できるプレーヤー
本製品は、1台でレコード、CD、FMラジオが聴ける「マルチレコードプレーヤー」だ。
レコードとCDは、再生中に録音ボタンを押すと、USBメモリーにMP3データとして録音できる。
MP3化にMacやWindowsパソコンなどを必要とせず、本製品だけで完結できるわけだ。

内蔵スピーカーは1.5W+1.5Wなので、音楽を普通に楽しむなら本体だけでも十分な出力だ。
レコードの回転切換えスイッチが搭載されており、33rpm(33 1/3)、45rpm、78rpmの3スピードの切替えができるので大半のレコードが本製品で再生できるわけだ。

加えて、聴いている面のすべての曲が終わると、レコードの回転を自動的に止めるので、レコード針を傷める心配もない。
なかなか賢いレコードプレーヤーなのだ。

本体サイズはW360 × D480 × H145mm。重さは約3.1kg。
スピーカーとCD/FMラジオ機能を内蔵したレコードプレーヤーとしては、なかなかコンパクトなボディとなっている。




レコードやCDを手軽に聴きたい人や、それらをデジタル化してiPhoneで持ち歩きたい人には便利なプレーヤーと言えるだろう。


ITライフハック 関口哲司