インテルの新戦力に賛辞が続々と寄せられている。11日にアタランタからの加入が決まったロベルト・ガリアルディーニのことだ。

ガリアルディーニは2018年までの1年半レンタルで加入したが、インテルに買い取る義務がある。レンタル料と買い取り金額を合わせると、合計で2500万ユーロ(約30億5000万円)。ボーナスも含めれば、2800万ユーロ(約34億1000万円)の取引と報じられている。今季ブレイクしたばかりの22歳に費やす額としてはかなりの高額だ。

当然、インテルファンやメディアのガリアルディーニに対する期待は高まる。インテルは新たなドレッシングルームを動画で披露しているが、背番号5に決まったガリアルディーニのユニフォームが大々的にクローズアップされたことからも、彼への期待が感じられるだろう。


だが、それは裏を返せば、わずかなことで大きな批判を浴びるということだ。当然、22歳の若者には計り知れないプレッシャーがかかる。サン・シーロを舞台にするのだから、なおさらだ。

ところが、ガリアルディーニはデビュー戦となった14日のセリエA第20節キエーヴォ戦でいきなりスタメン出場を果たすと、攻守にわたって存在感を発揮した。まったく物怖じすることなく、堂々のパフォーマンスを披露。ベストプレーヤーの一人と称賛された。

インテルの中盤に誕生した新たなスターに、関係者やサポーターからは賛辞の嵐だ。












まだ1試合を終えたばかりではあるが、ガリアルディーニは早くもメディアとファンのハートをつかんだ様子。チームも5連勝と波に乗っており、ガリアルディーニとインテルがさらなる飛躍を遂げるかが注目される。