中国の不良債権、9.4兆円を処理=資産管理会社発足後で半減に
XFN-ASIAによると、中国の不良資産を処分する金融資産管理公司4社が処分した不良資産は、5月末時点で合計7008億元(約9兆3500億円)に達したことが明らかになった。国営新華社通信が、銀行管理当局高官の話として報じた。4社が国有銀行から継承した不良資産の合計は約1兆4000億元(約18兆6800億円)で、半分がかたづいたことになる。
それによると、1999年に設立された華融・信達・長城・東方の4社がこの処分で回収した現金は、額面の20%あまりに過ぎない1433億5000万元(約1兆9000億円)ほどだった。また、4社は処分終了後も存続し、投資サービス会社に転換するとしている。 【了】
それによると、1999年に設立された華融・信達・長城・東方の4社がこの処分で回収した現金は、額面の20%あまりに過ぎない1433億5000万元(約1兆9000億円)ほどだった。また、4社は処分終了後も存続し、投資サービス会社に転換するとしている。 【了】