(2)採用、育成・研修、組織力強化等で、積極的な投資が見込まれる内容・分野
(3)2017年の自社の事業・サービス展開(1)グローバル化とIoT、AI(人工知能)、ロボットなど新たなテクノロジーによるイノベーションの二つが企業の成長戦略の大きなテーマとなっている。グローバル化については、リーマンショック後の国内需要の減少を要因とする海外進出、事業の拡大というフェーズから、グローバルビジネスの体制を強化、あるいは立て直しという次のフェーズに入ってきている。

(2)グローバル化とイノベーションにかかわる人材が不足していることから、この二つの人材の採用と育成が重要になっている。様々な企業でITが成長のカギとなっていることからSEの採用を強化しており、先進企業ではIT戦略のトップとなるCIOを採用し配置するようになっている。メーカーではIoT関連の人材採用が活発だ。また、グローバル人材の採用は引き続きニーズが高い。

(3)多くの企業ではグローバルビジネスの体制強化や立て直しで、事業を統括するマネジメント層を強化する必要が出てきている。そのため、事業戦略に最適な優秀な人材の採用をさらに強化していくことが見込まれる。当社ではコンサルタント教育に注力しており、コンサルタントの能力を高めることで質の高い人材紹介を実践していく。(1)優秀な人材の確保がより困難な情勢で、自社内外の人材リソースを客観的に見直し、現在の組織内に眠った宝、つまり社員ひとりひとりの力を発掘して最大限に発揮させることが重要。そのために、効率的・合理的な採用から人材育成、適材配置による職務マッチングのプロセスをどう構築するかが重要課題となっている。(2)世の中の変化を先取りし、組織の未来を創り出せる次世代リーダーの選抜と育成に対するニーズが高い一方で、経営職だけでなく、各分野における専門性の高い人材の評価とリテンションへの対策も同時に必要とされ強化されている。また、個人の力を高めるだけでなく、組織の力を取り戻すチーム開発へのアプローチが注目されそうだ。(3)グローバルスタンダードの「人材測定アセスメント」をリソースとして、人事コンサルタントや人材育成機関と幅広くパートナーシップを組み、企業が抱える人の問題を根本的に解決するためのアプローチを取り続けていきたい。2017年は、「ワークプレイス」=職場のコミュニケーションの活性化に対する具体的なラーニングソリューションを提供していく。(1)情報革命、グローバル化、コーポレートガバナンス強化などの経営環境の中で、企業価値・顧客価値を生み出せる人材の育成が急務である。既存の育成法では新しい環境に適応できる経営人材が育たなくなってきており、タレントマネジメント、グループ・グローバル人材マネジメントの抜本的な変革が迫られる。

(2)経営人材の育成・採用、情報革命により業界の競争環境が変わってきている業界

(3)経営人材のアセスメント・育成・採用、経営経験を早期に積ませるタレントマネジメント、年功的昇格慣行の脱却、グローバル人材マネジメント、海外現法幹部の採用(1)日本では、国内市場の成熟化や少子高齢化、そしてグローバル化の進展に伴い国内外を問わず、顧客のニーズは多様化した。これらの状況に対応して商品・サービスを提供する企業組織もまた競争力を高めるため人材の多様性が求められている。しかしながら、日本的雇用慣行など半世紀前の男性中心の就労モデルがいまもなお堅持され、女性人材が活かされていない。このままでは人材の多様性に欠け、イノベーションの推進力が抑制されてしまう。女性活躍の成果を出すには、ジェンダー・ダイバーシティと働き方改革等のワーク・ライフ・バランスを同時に進めることが必要。