ユヴェントスにとって27日は最悪の一日だった。セリエA第14節でジェノアに完敗し、主力の2選手が負傷離脱したからだ。そのうちの一人、ダニエウ・アウベスは重傷という。

ユーヴェは3分、13分とジョバンニ・シメオネの2ゴールで苦しい立ち上がりとなると、29分にはオウンゴールで3点目を献上。11年ぶりという前半だけで3失点の厳しい展開となり、終了間際にミラレム・ピアニッチのFKで1点を返すのが精いっぱいだった。

今季3敗目を喫したユーヴェは、2位ローマと3位ミランに勝ち点4差と迫られた。次節は9戦8勝1分けの6連勝中と絶好調の5位アタランタ、その翌節はトリノダービー、さらに第17節はローマとの大一番と、厳しい戦いを前に手痛い黒星だ。

そんなユーヴェにとって泣きっ面に蜂となったのが、レオナルド・ボヌッチとD・アウベスの負傷だ。ボヌッチは前半、太ももの筋肉を痛めてダニエレ・ルガーニと交代。少なくともアタランタ戦を欠場する見込みとなった。

さらに痛かったのが、D・アウベスの負傷だ。交代枠を使い切っていたなかでの離脱とあり、ユーヴェは残り時間を10人で戦わなければならなかった。そのうえ、クラブの発表によると、D・アウベスは腓骨骨折と診断されている。イタリアメディアは3カ月〜4カ月の離脱と報じた。

感謝祭とあって「ブラックフライデー」が話題となったこの週末だが、ユーヴェにとっては「ブラックサンデー」、つまり暗黒の一日となってしまった。