20日に行われたセリエA第13節のミラノダービー。世界が注目する大一番に、SNSでは批判が浴びせられた。両チームのユニフォームが同系色で、テレビで観戦するには見づらかったからだ。

開幕前の予想を裏切って3位と好調の本田圭佑が所属するミラン。新監督を招へいして不振脱却を図る9位の長友佑都が所属するインテル。近年は低迷する名門両チームだが、ミラノの覇者を決めるビッグマッチはやはり大きな注目が寄せられた。

ところが、試合が始まるとツイッターではユニフォームに対する不満の声が続出した。ミランは赤と黒、インテルは青と黒がクラブカラーだが、今季の両軍のユニフォームは黒の割合が大きく、判別がしづらかったからだ。

「どっちがどっちか分からない」
「誰かサン・シーロに2種類のビブスを持っていってくれ」
「みんな同じユニフォームに見えるんだけど、私の問題?」
「オーナーも中国になったし、ユニフォームもコピーしたんだな」
「混乱する! 何も分からん! みんな黒のユニフォームなのか?」
「中国のオーナーたちは違うユニフォームを買うことはできなかったのかな?」













パンツとソックスはミランが黒、インテルが白と違いはあるものの、確かに見づらいかもしれない。


イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は試合前、今回のミラノダービーは世界で6億人以上が視聴すると報じていた。それだけのビッグマッチだけに、ユニフォームの色に対するファンの不満も大きかったようだ。

ちなみに、試合はこのスソのゴールでミランが先制。インテルもアントニオ・カンドレーヴァのゴールで追いつくが、ミランは再びスソが勝ち越し弾を奪う。




だが、終了間際のアディショナルタイム、インテルはCKから最後はイヴァン・ペリシッチが劇的な同点弾を挙げ、2-2のドローに持ち込んでいる。