今年1月に来台し当時の馬英九総統(右)を表敬訪問するキム・ジョンスク氏

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(台北 11日 中央社)女性の権利の促進を目指す国際NGO「国際女性評議会」(ICW)の執行委員会と座談会が14日から17日まで、台北市内で開催される。会議には蔡英文総統も出席し、あいさつをする予定。

韓国出身のキム・ジョンスク会長は中央社の取材に応じ、政府の支持のおかげで、台湾はジェンダーの平等やその他の性差別の問題において進展してこられたと言及。アジアではいまだに女性差別がまん延しているとし、女性は団結し、社会的な力を付けていくべきだと熱弁した。

会議を開催する中華民国婦女協会によると、今回の会議のテーマは「女性のエンパワーメントで世界を変える」。40余りの国・地域から100人近い専門家や女性団体、政府の政策決定者が招かれ、女性に関する問題が話し合われる。

(陳至中/編集:名切千絵)