不振のチームをどん底に叩き落すPKを献上してしまえば、DFとして批判を浴びるのは避けられない。だがそれと、「死ね」と脅されるのは別物だ。インテルDFダヴィデ・サントンの恋人が、インスタグラムでパートナーへの非道なメッセージに心を痛めていると明かした。

インテルは23日、セリエA第9節でアタランタに敵地で1-2と敗れた。リーグ3連敗で14位とまさかの不振。フランク・デ・ブール監督の解任は近いとも報じられている。

アタランタ戦で戦犯となったのが、1-1で迎えた終了間際にPKを献上してしまったサントンだ。不用意に相手選手にタックルを見舞ってPKを与えてしまったことで、ファンやメディアに酷評された。


だが、恋人のクロエ・サンダーソンさんはインスタグラムで、サントンがDFとして仕事を全うしようと努力していると強調。その中でミスがあるのは仕方がないはずだと主張し、「死ね」と脅すことは一線を越えていると訴えた。


「インテルファンのみなさんへ。試合結果はとても残念。ダヴィデはできる限りをしようと努めているけど、今は簡単じゃない時期なの。PKの場面では、守ろうとして闘争心を出しすぎてしまった代償を払うことになった。彼はミスを謝っている。彼はチームを愛しており、なるべく早く挽回しようと頑張っているわ」

「守備という彼の仕事をしようとする中でミスはあり得ること。フラストレーションは理解している。でも、死ねという脅しは一線を越えているわ。あきれてしまう」

インテルは26日、セリエA第10節でトリノと対戦する。サントンとチームは汚名返上できるだろうか。