車上荒らし被害で代車…青木瀬令奈、失意をバネに副賞「SERENA」狙う
「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」開催週の月曜日に、成田空港近辺の駐車場に止めていた愛車が車上荒らし被害にあった青木瀬令奈。「気が気じゃない」という心境のなか、難セッティングのメジャー大会を4日間戦い切ったが、まだまだ苦難が待っていた。
【関連】女子プロ写真館、青木瀬令奈フォトギャラリー
激闘の疲れをいたわる暇もなく飛行機に飛び乗ると、成田空港に着くや否や、警察を交えて実況見分。盗まれたものの値段など色々聞かれ、終わってみれば時計の針は午前0時を越えていた。心身ともに疲労困憊で倒れそうになりながら、家にたどり着いたという。
本来であれば、成田からそのまま車で今週の会場である愛知に入る予定だったが、車の窓ガラスが割られてしまったため、代車を借りなければならず、手続きに時間を要した。結局、練習を開始できたのは水曜日からとなってしまった。
「やっぱりまだ怖いですよね…」と、気持ちの整理をつけるのには時間がかかりそうだが、今週の優勝副賞は日産自動車の「SERENA」。「元々気になっていた車だし、何か運命を感じますね。何よりも車が今欲しいですから（笑）」とテンションが上がる材料になりそうだ。
「今日のプロアマでもバーディを多くとれたしゴルフの調子は悪くない」と状態は上向きなだけに、初優勝とともに“運命的な車”をゲットして、車名の通り“晴々とした”気分で愛知を後にしたい。
<ゴルフ情報ALBA.Net>
