義足のアスリート・鈴木徹 「足を踏まれたことに気づけば一流」
5日深夜放送、フジテレビ「スポーツジャングル」では、リオデジャネイロパラリンピックで走り高跳びに出場する鈴木徹がゲスト出演。「スポーツ義足はとにかく凄い」として、昨今の進化したスポーツ義足を紹介した。
スポーツ競技用にカーボン製の板バネ義足が登場してからは、「一気に記録が向上した」という鈴木。その変化を「軽くなりました。1キロちょっと。反発も強くなった」と説明すると、「実は走り幅跳びは日本記録を抜いてるんです、健常者の。8m25なので」とも。障がい者スポーツにおける走り幅跳びの世界記録は8m40で、リオ五輪の優勝記録も抜いているというのだ。
すると鈴木は、義足について「踏まれたことに気づけば一流」という格言を紹介。「はじめの頃は(義足を)踏まれても分からないんですよね、神経ないので。電車とかで」と語ると、「今は右足っていう感じなので踏まれると振動とかで伝わってくる」と続けた。
高校時代の交通事故により右足を失い、この事故を機に走り高跳びを始めたという鈴木。義足でその境地に達するには「10年くらいはかかると思います。本当に自分の足を忘れるっていうくらい」と話すと、今大会に向けては「まだメダルが獲れていませんので今回はメダルを目指して頑張ってきたい」と意気込んだ。
スポーツ競技用にカーボン製の板バネ義足が登場してからは、「一気に記録が向上した」という鈴木。その変化を「軽くなりました。1キロちょっと。反発も強くなった」と説明すると、「実は走り幅跳びは日本記録を抜いてるんです、健常者の。8m25なので」とも。障がい者スポーツにおける走り幅跳びの世界記録は8m40で、リオ五輪の優勝記録も抜いているというのだ。
高校時代の交通事故により右足を失い、この事故を機に走り高跳びを始めたという鈴木。義足でその境地に達するには「10年くらいはかかると思います。本当に自分の足を忘れるっていうくらい」と話すと、今大会に向けては「まだメダルが獲れていませんので今回はメダルを目指して頑張ってきたい」と意気込んだ。