湘南FW大槻周平、寝転びながらの「超低空ボレー」を浦和戦で決める
今季ここまでわずかに5勝と、J1の舞台で苦しんでいる湘南ベルマーレ。
先週末行われた浦和レッズとのアウェイゲームでも1-4と敗れ泥沼の5連敗となったのだが、このゲームで奪った唯一のゴールはこんな形だった。
2-0とリードされ迎えた44分、三竿雄斗が浦和DFの背後にボールを送ると、ここに菊池大介が走りこみ中へクロス。
これに大槻周平が合わせるもミスキックとなったのだが、最後はピッチに寝転んだ状態から再び左足でボールを押し込み、反撃の狼煙となるゴールをあげた。
「押し込んだ」と言うよりは、「上手く当てた」に近いかもしれない。
一応宙に浮いているのでボレーシュートになるはずだが、かなり珍しい体勢で生まれたシュートだった。
大槻は1989年5月26日生まれの27歳。
京都府福知山市出身者では初のJリーガーで、2012年に大阪学院大学から湘南ベルマーレへ加入。攻守における動きの多さとその切り替えの速さ、さらにはパワフルなシュートが特徴の万能型FWで、前線でのキープやポストプレーも上手い。
ナレーションにもある通り、5月4日に行われたファーストステージ第10節の鳥栖以来およそ3ヶ月ぶりのゴールとなった。