福士蒼汰の撮影現場にファン殺到、警察も出動するパニック
5月中旬の平日、埼玉県内の閑静な住宅街の中にあるごく普通のバッティングセンターで、“とある”事件が発生したという。普段は野球少年や会社帰りのサラリーマンが訪れる場所に、なぜか女性が大挙した。
「その日は『お迎えデス。』(日本テレビ系)の撮影が行われていたんです。主演の福士蒼汰クンがいたということで、それを聞きつけた女性ファンがSNSなどで広く拡散してしまい、たくさんの人が集まってしまったんです」(テレビ局関係者)
同ドラマは’02年にすでに完結した少女コミックが原作で、主に若年層から支持を得ている作品。
キャストも豪華で、昨夏に放送された月9『恋仲』(フジテレビ系)以来のドラマ主演を務める福士と土屋太鳳のW主演。今をときめく俳優が近所に来ているとあって、ひと目見ようと地元に住む人々が押し寄せた。
「撮影は午後5時くらいから始まったのですが、ちょうど帰宅時間と重なってしまったためか、学校帰りの学生や主婦がこぞって見に来ていましたね。あまりの人の多さに、カメラに映り込んでしまう人もいるほどでした。現場には門脇麦さんもいたのですが、さすがに驚いていましたね」(芸能プロ関係者)
時間の経過とともにファンは増え続けた。ついには、こんな出来事も。
「撮影の妨げになってしまうため、スタッフが彼女たちに現場から動いてもらうように声かけしていたのですが、事態がいっこうにおさまらない。結局、地元の警察官まで出動して交通整理をするほどでした。確かに福士クンがいるロケ現場は毎回ファンが多いのですが……」(芸能プロ関係者)
このパニックの影響で撮影に支障をきたしてしまったのか、福士が途中でロケバスに戻ってしまうという場面も。
「見物人が多すぎて中断しちゃったってことなのかな……と心配になりました」(現場にいたファン)
だとしたら、福士を愛するファンが彼の迷惑になってしまったことに……。でも、どうやら、真実は違ったよう。
「あの中断は、衣装チェンジを兼ねた夕食休憩だったんです。たしかに人が集まってしまって、当初の予定よりは時間がかかりましたが、ちゃんとバッティングセンターのシーンは撮り終えましたよ」(制作会社関係者)