インドで体重6800g超の赤ちゃん誕生(出典:http://www.thesun.co.uk)

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世界広しといえども、出産時の体重が“15ポンド”をマークした赤ちゃんなどそうそういるものではない。医師らも「驚きで腰を抜かしそうだった」という、非常にジャンボでヘビーな赤ちゃんの誕生の話題がインドから飛びこんできた。

インド・カルナータカ州のハッサンにある病院で23日夕方、大変ジャンボな女の赤ちゃんが誕生した。体重はなんと平均の倍以上という15ポンド(6,804グラム)を記録。自然分娩は困難との判断から帝王切開が行われたことを英メディア『thesun.co.uk』ほかが伝えている。

出産したのはナンディニさんという名の19歳の女性。執刀し、赤ちゃんを取り上げたポーニマ・マヌ医師から報告を受けた地元保健局のヴェンカテシュ・ラジュ医師は、メディアの取材に「25年の経験においてそれほど体重のある赤ちゃんの話を聞いたことはありません。まさに奇跡です。世界的にも史上最もヘビーな新生児と言えるのではないでしょうか」と語っている。

実は、ナンディニさんも身長175センチ、体重94キロとインドの女性にしては非常に大柄である。臨月まで何ら問題もなく過ごしており、誕生した赤ちゃんの大きさにママ本人もとても驚いているとのこと。高血糖を示す、あるいは甲状腺疾患を持つ母体から体重の重い赤ちゃんが誕生することが多いとして詳しい検査が行われたが、幸いナンディニさんにそうした異常は見られなかった。赤ちゃんは現在、新生児集中治療室にて健康状態の監視が続いている。命名はこれからになるもようだ。

なお、『ギネス世界記録』に認定されているこれまでで最も体重の重い新生児の記録は、1955年9月にイタリア・カンパニア州カゼルタ県のアヴェルサ市で誕生した男の子で、体重は驚くことに10,206グラムもあったという。またスコットランドでは昨年11月、「小ぶりで生まれてくる」といった予想とは裏腹に、2人合わせて7,625グラムという大変ジャンボな双子が誕生していた。

出典:http://www.thesun.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)