アジカン後藤&喜多が考えるカッコイイ大人とは?
この時代をどう楽しく生きていくのか? どうカッコ良く生きていくのか? あなたのこれからの毎日を変えてくれるかもしれないヒントを、RIP SLYMEがゲストとともに探求していくTOKYO FMの番組「RIP SLYME SHOCK THE RADIO」。そのなかで、ゲストに必ず聞く質問が「カッコイイ大人とは?」。
3月25日の放送では、今年、結成20周年を迎えるASIAN KUNG-FU GENERATIONから、ボーカル&ギターをつとめる“ゴッチ”こと後藤正文さんとギターの喜多建介さんが登場。「カッコイイ大人」について答えてくれました。
RYO-Z だいぶご無沙汰していますが。
後藤 そうですね、かなり久しぶりですよね。
RYO-Z まぁフェスなんかではご一緒するんですが、ほぼ同期のグループということで……ASIAN KUNG-FU GENERATIONは1996年に活動開始で2003年にデビュー。ちなみに後藤くんは1976年生まれ。喜多くんは1977年生まれ。
喜多 はい。
RYO-Z われわれRIP SLYMEは1994年活動開始、2001年にデビュー。僕RYO-Zが1974年生まれ、PESくんが1976年生まれなんですよね。アジカンは今年 2016年が結成20周年イヤー……! 先週3月16日に2004年発売のセカンドアルバム『ソルファ』に収録されている「Re:Re:」のセルフカバーを発売したんですよね。リリースから11年経ってのセルフカバーということで、どういった心境なのかと……!
後藤 これはセカンドアルバムを丸々録り直そうということになったんですけど。
RYO-Z おおー!! スゴイ……。
後藤 当時、忙しかったというのもあって、いろいろ履かせてもらっていた下駄があったんですけど、それを1回無しで作りたいというのもあるし、やりたいことと技術のバランスが、今聴くと上手くかみ合っていない気がして。
RYO-Z あ〜。
後藤 でも一番売れたアルバムなんですよね。だからもう一度技術でやり直したいなっていう気持ちがずっとあって。
RYO-Z “今なら、よりできる”と……!
後藤 そうですね。できるはずと。
RYO-Z うん、めちゃくちゃ思うよなぁ……(笑)。
喜多 曲とかですか?
RYO-Z はい。
PES 僕らの場合はデータじゃないですか。トラックとかの。もうそれも、おそらく無いから……。
RYO-Z そちらもそうですけど、完全作り直しになるので。あとラッパーのリミックスってラップが変わるじゃん。
PES うんうん。
RYO-Z だから「ラップも変えていこう」ってなるとキリがないなって思うんだよね。
後藤 うん。
RYO-Z こちらのはライブでも定評の間違いなく盛り上がるチューンが詰まった『ソルファ』ですもんね。
後藤 でも僕ら、テレビとかで紹介されるときに絶対に「リライト」が流れるんですけど、“昔の「リライト」”だから……!(笑)
RYO-Z 「やめてくれ!」と(笑)。
後藤 むずかゆいんですよね(笑)。
PES (笑)。
RYO-Z それはわかりますね。
後藤 最近の曲を流してくれないじゃないですか。昔のイメージで。
RYO-Z 代表曲とかになりますよね。僕らもいつまで経っても「楽園ベイベー」になっちゃうから。
後藤 なっちゃいますよね〜。
PES どんな歌い方してたっけみたいな……(笑)。
後藤 まあ好きですけどね、「楽園ベイベー」。
PES 歌うとあのときの歌い方になってるって思うんだけど、ファンや聴いてくれている人たちからすると“変わった”って言うんだよね。
RYO-Z あと、あのミュージックビデオだとみんな白いんだよね(笑)。だから黒く焼けたPESくんを見せたい!楽園ベイベーだからね。
PES 話題の黒さを見せたいというのあるけど……俺はいいや(笑)。でも、セルフカバーって夢があるよね。
RYO-Z 夢あるし、バンドならではの感じがするじゃない。
後藤 あ〜確かにね。
RYO-Z 打ち込みだとちょっと難しい感覚はあるよね。どこまでやっていいかわからないし。
後藤 なるほどね。
RYO-Z バンドの「せーのっ!」で音を鳴らすのはうらやましい、そして楽しみな企画ですね。
後藤 ありがとうございます。頑張ってみますね。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さんと喜多建介さんが考える、カッコイイ大人とは、ズバリ!
「佐野元春さんのような大人」(後藤)
「一人飲みが様になってる人」(喜多)
最後に番組恒例のこの質問「カッコイイ大人とはどんな人?」について聞いてみました!
後藤 僕は“歳をとっても自分を卑下せずに若い人たちとフィーリングを共有している人”がカッコイイと思うので。たとえば、佐野元春さんとか。一緒にトークしてても「自分が上」ってみたいな話し方が一切無いんですね。「同じ音楽を作っている仲間だ」みたいなことをおっしゃってて。
RYO-Z うんうん。
後藤 「ただ、僕のほうがちょっとだけキャリアがあるからヒントみたいなモノを出せるときはある」って言い方をしてくれるんですよ。
喜多 言い方がカッコイイんですよね。
後藤 今、僕が言った何百倍もカッコイイ言い方でね(笑)。上から言わないんですよね。パッと思い浮かぶのは日本人だと佐野元春さんですね。
喜多 僕はゴッチと全然違いますけど……“一人飲みが様になっている人”ですね。
後藤 カッコイイかな? それ(笑)。
RYO-Z 僕は今、スゴく抱きしめたいですね!
喜多 自分の行きつけの店があるとか憧れますね。
【あわせて読みたい】
★RIP SLYME PES unBORDEのハードパンチャーは「RIP SLYMEとtofubeats」(2016/3/29) http://tfm-plus.gsj.mobi/news/6vYD4Xmtit.html
★松山ケンイチが考えるカッコイイ大人は「自分の声を聴いて生活している人」(2016/3/25) http://tfm-plus.gsj.mobi/news/QWGW5CbHvC.html
★結成20周年 アジカン後藤がセルフカバーへのこだわりを熱く語る(2016/3/18) http://tfm-plus.gsj.mobi/news/cWd57Vr7oF.html
<番組概要>
番組名:「RIP SLYME SHOCK THE RADIO」
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国9局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週金曜18:00〜18:25(JFN各局の放送時間は番組Webサイトでご確認ください)
パーソナリティ:RIP SLYME
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/shock/
3月25日の放送では、今年、結成20周年を迎えるASIAN KUNG-FU GENERATIONから、ボーカル&ギターをつとめる“ゴッチ”こと後藤正文さんとギターの喜多建介さんが登場。「カッコイイ大人」について答えてくれました。
左から、番組パーソナリティのRIP SLYMEのRYO-Z、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さん、喜多建介さん、RIP SLYMEのPES
RYO-Z だいぶご無沙汰していますが。
後藤 そうですね、かなり久しぶりですよね。
RYO-Z まぁフェスなんかではご一緒するんですが、ほぼ同期のグループということで……ASIAN KUNG-FU GENERATIONは1996年に活動開始で2003年にデビュー。ちなみに後藤くんは1976年生まれ。喜多くんは1977年生まれ。
喜多 はい。
RYO-Z われわれRIP SLYMEは1994年活動開始、2001年にデビュー。僕RYO-Zが1974年生まれ、PESくんが1976年生まれなんですよね。アジカンは今年 2016年が結成20周年イヤー……! 先週3月16日に2004年発売のセカンドアルバム『ソルファ』に収録されている「Re:Re:」のセルフカバーを発売したんですよね。リリースから11年経ってのセルフカバーということで、どういった心境なのかと……!
後藤 これはセカンドアルバムを丸々録り直そうということになったんですけど。
RYO-Z おおー!! スゴイ……。
後藤 当時、忙しかったというのもあって、いろいろ履かせてもらっていた下駄があったんですけど、それを1回無しで作りたいというのもあるし、やりたいことと技術のバランスが、今聴くと上手くかみ合っていない気がして。
RYO-Z あ〜。
後藤 でも一番売れたアルバムなんですよね。だからもう一度技術でやり直したいなっていう気持ちがずっとあって。
RYO-Z “今なら、よりできる”と……!
後藤 そうですね。できるはずと。
RYO-Z うん、めちゃくちゃ思うよなぁ……(笑)。
喜多 曲とかですか?
RYO-Z はい。
PES 僕らの場合はデータじゃないですか。トラックとかの。もうそれも、おそらく無いから……。
RYO-Z そちらもそうですけど、完全作り直しになるので。あとラッパーのリミックスってラップが変わるじゃん。
PES うんうん。
RYO-Z だから「ラップも変えていこう」ってなるとキリがないなって思うんだよね。
後藤 うん。
RYO-Z こちらのはライブでも定評の間違いなく盛り上がるチューンが詰まった『ソルファ』ですもんね。
後藤 でも僕ら、テレビとかで紹介されるときに絶対に「リライト」が流れるんですけど、“昔の「リライト」”だから……!(笑)
RYO-Z 「やめてくれ!」と(笑)。
後藤 むずかゆいんですよね(笑)。
PES (笑)。
RYO-Z それはわかりますね。
後藤 最近の曲を流してくれないじゃないですか。昔のイメージで。
RYO-Z 代表曲とかになりますよね。僕らもいつまで経っても「楽園ベイベー」になっちゃうから。
後藤 なっちゃいますよね〜。
PES どんな歌い方してたっけみたいな……(笑)。
後藤 まあ好きですけどね、「楽園ベイベー」。
PES 歌うとあのときの歌い方になってるって思うんだけど、ファンや聴いてくれている人たちからすると“変わった”って言うんだよね。
RYO-Z あと、あのミュージックビデオだとみんな白いんだよね(笑)。だから黒く焼けたPESくんを見せたい!楽園ベイベーだからね。
PES 話題の黒さを見せたいというのあるけど……俺はいいや(笑)。でも、セルフカバーって夢があるよね。
RYO-Z 夢あるし、バンドならではの感じがするじゃない。
後藤 あ〜確かにね。
RYO-Z 打ち込みだとちょっと難しい感覚はあるよね。どこまでやっていいかわからないし。
後藤 なるほどね。
RYO-Z バンドの「せーのっ!」で音を鳴らすのはうらやましい、そして楽しみな企画ですね。
後藤 ありがとうございます。頑張ってみますね。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さんと喜多建介さんが考える、カッコイイ大人とは、ズバリ!
「佐野元春さんのような大人」(後藤)
「一人飲みが様になってる人」(喜多)
最後に番組恒例のこの質問「カッコイイ大人とはどんな人?」について聞いてみました!
後藤 僕は“歳をとっても自分を卑下せずに若い人たちとフィーリングを共有している人”がカッコイイと思うので。たとえば、佐野元春さんとか。一緒にトークしてても「自分が上」ってみたいな話し方が一切無いんですね。「同じ音楽を作っている仲間だ」みたいなことをおっしゃってて。
RYO-Z うんうん。
後藤 「ただ、僕のほうがちょっとだけキャリアがあるからヒントみたいなモノを出せるときはある」って言い方をしてくれるんですよ。
喜多 言い方がカッコイイんですよね。
後藤 今、僕が言った何百倍もカッコイイ言い方でね(笑)。上から言わないんですよね。パッと思い浮かぶのは日本人だと佐野元春さんですね。
喜多 僕はゴッチと全然違いますけど……“一人飲みが様になっている人”ですね。
後藤 カッコイイかな? それ(笑)。
RYO-Z 僕は今、スゴく抱きしめたいですね!
喜多 自分の行きつけの店があるとか憧れますね。
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★結成20周年 アジカン後藤がセルフカバーへのこだわりを熱く語る(2016/3/18) http://tfm-plus.gsj.mobi/news/cWd57Vr7oF.html
<番組概要>
番組名:「RIP SLYME SHOCK THE RADIO」
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国9局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週金曜18:00〜18:25(JFN各局の放送時間は番組Webサイトでご確認ください)
パーソナリティ:RIP SLYME
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/shock/