KEYTALK小野イチオシの「サクセスマンガ」は？

昨年2015年に初の日本武道館公演を成功させ、4月13日には7枚目のシングル「HELLO WONDERLAND」をリリースする話題の4ピースバンド・KEYTALKから、ギターの小野武正さんがTOKYO FMの番組に出演。こだわって読んでいる「サクセスマンガ」と、ランチタイムにおすすめの3曲を紹介してくれました。

（TOKYO FM の音楽ワイド番組「LOVE CONNECTION」のコーナー「STARBUCKS MUSIC BARISTA」3月31日放送より）



KEYTALKの小野武正さんのこだわりは、マンガを読むこと。なかでも、やる気をもらえる「サクセスマンガ」が大好きということで、今イチオシの音楽マンガを紹介してくれました。

「僕はとにかくマンガが大好きで、特に“サクセスマンガ”ですね。最初は初心者なんだけれども、どんどん練習して成長していく、そんなサクセスマンガが大好きでございます。今回は『BLUE GIANT』というマンガを紹介したいと思います。ジャズサックスプレイヤーを志す高校生のマンガでして、最初はガムシャラに河原でサックスを吹いていてすごく下手っぴなんですけど、ヴァイヴス、魂だけは非常に熱くて。ジャズに精通した人間が、コイツは“ヤバい”と指導して、どんどん東京に進出して成功していく。こういうマンガを読んでいると、僕もやる気をもらいます」

そんなKEYTALK小野武正さんが、ランチタイムにおすすめの3曲を選んでくれました。ミュージシャンならではの楽曲分析も！

「So What!」（Ronny Jordan）

「マンガ『BLUE GIANT』繋がりということで、マンガ内にも出てくるマイルス・デイヴィスの『So What!』という曲なんですが、それをロニー・ジョーダンというジャズギタリストがカバーしています。このカバーアレンジがすごくクールですね。非常にシブいナンバーでございますけど、『So What!』はもともとマイルス・デイヴィスがスウィングをしながら、ドラムのライドシンバルが♪チーンチンチチーンと鳴っているものなんですけども、そこをロニー・ジョーダンはファンキーなヒップホップビートで、♪ドゥーンドゥドゥーンというビートに差し替えてアレンジしております。非常にノレますね。昼にとっておきのナンバーだったかなと思います」

「Friend Ship」（星野源）

「ちょっと眠くなっちゃうかもしれませんが、僕の大好きな曲です。星野源さんの最新アルバム（『YELLOW DANCER』）からお送りしたんですが、僕も先日、さいたまスーパーアリーナのワンマンライブに行ってきまして。アルバムではこの『Friend Ship』がいちばん好き。非常に染みるナンバーですね。ビートはすごくブラックミュージック……黒い部分があるんですけど、メロディはペンタトニックスケールを使った和風。非常に日本人に親しみやすい。星野源さんは素晴らしいなと思います」

「Heavy Disco」（The Bennies）

「ちょっとしっとりしたナンバーが続いたかな？と思いますので、お昼が明けて、ちょっとロックで熱く勉強や仕事をしてもらいたい思いを込めて選びました。海外のバンドなんですが、スカロックというんですかね？　いわゆる“ザ・スカ”をやるというわけではなく、ロックサウンドにスカのヴァイヴスをぶち込んだという、非常に熱くてクールなナンバーだと思っております」

いま注目を集めているKEYTALKは、4月13日に「HELLO WONDERLAND」、5月18日に「MATSURI BAYASHI」と、メンバー4人が作詞・作曲した4曲入りシングルを2ヵ月連続でリリース！　 5月24日からは、全国ツアー「KEYTALKワンマンツアー3年K組お祭り先生〜『先生！義勝君の給食費がありません！』〜」がスタートします。詳しい情報は、KEYTALKの公式サイトhttp://keytalkweb.com/ http://keytalkweb.com/をご覧ください。

4月1日の「STARBUCKS MUSIC BARISTA」には、三浦大知さんが登場します。お楽しみに！