12日、日本テレビ「NEWS ZERO」では、昨年現役を引退した野球解説者・山本昌氏が、早くもセ・リーグの順位予想を発表した。同氏の予想は下記の通りだ。

<山本昌氏のセ順位予想>
1位:阪神
2位:ヤクルト
3位:巨人
4位:DeNA
5位:中日
6位:広島

「課題の少ない順になっている(上位から並べている)」と説明した山本氏だが、「力は拮抗している。コロコロ変わる可能性がある」と予防線を張ることも忘れなかった。

また、1位予想の阪神についてはチームを離れた呉昇桓やマット・マートンの穴を課題に挙げるも、5位の古巣・中日には「昨年まで在籍していましたので結構課題が見えてしまった」と苦笑い。

その上で「エース吉見の復活、谷繁監督が引退したことによる捕手、ルナ選手の退団による新外国人の活躍がどうか」などと課題を列挙。「開幕前にはもう一回取材してちゃんとした順位予想をしたい」と続けた。

その他にも、キャンプ前半の取材を終え、楽天の茂木栄五郎を注目の新人選手に挙げた山本氏は「スイングが鋭く芯に当てるのがうまい。私が見たルーキーの中ではナンバー1」などと絶賛。「もしかしたら開幕スタメンもいけるんじゃないか」と期待を寄せた。