2012年のロンドン五輪でボクシング男子バンタム級銅メダリストとなった清水聡は、その翌年にメダルを紛失。盗難の可能性もあるとして被害届を出すなど当時は大騒ぎとなった。

すると、あれから約3年が経った今月19日、清水のマネジメント会社はメダルの発見を報告。清水が引っ越し先で衣類を整理していたところ、着用しなくなったジャージにくるまった状態でメダルが出てきたという。

当時は「メダルは努力の結晶で心にポッカリ穴が開いた」などと語っていた清水だが、この顛末には自身のTwitterやFacebookでも平謝りするしかなかった。

そんな折、20日放送、TBS「白熱ライブビビット」は、清水に行った独自取材の様子を伝えている。同番組によると「ヤバイ、見つかってしまった」と思った清水は、自責の念にかられ、熱を出し寝込んでしまったという。また「年に一回のペースで財布やメガネをなくす」という彼は物を失くす癖があるとも――。

これを聞いていた脳科学者でゲストの中野信子氏は「物を失くす人のドーパミンの代謝は普通と違うんです。ボクサーには向いてる。過剰に集中すると他のことが全く見えなくなっちゃう。才能とトレードオフです」と解説。その一方で番組からコメントを求められた元ボクシング世界王者・具志堅用高氏は「よくあることだね、ボクサーが」と切り出すと、自身も「つい最近はガールズバーで携帯を忘れた」と明かし、番組出演者を呆れさせた。