大荒れのバルセロナダービー…スアレスが試合後暴言「お前らはクソ」

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 コパ・デル・レイ(スペイン国王)5回戦ファーストレグが6日に行われ、バルセロナはエスパニョールと対戦し、4−1で勝利を収めた。試合後、同クラブに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスが相手チームに向かって暴言を吐いた。大手メディア『ESPN』が同日伝えている。

 バルセロナに本拠地を置くチーム同士の対戦となったダービーマッチは、エスパニョールの選手にレッドカードが2回提示されるなど荒れた内容になった。試合中に相手選手と口論となったスアレスを含め、バルセロナの4選手もイエローカードを受けた。

 同紙によると、試合後のスタジアム通路でも両チーム選手による小競り合いが発生した模様。スアレスはロッカールームへ戻るエスパニョールの選手を待ち構え、「ここで待っているからこっちへ来い。お前らはクソだ」と叫んだという。

 スアレスの言葉をきっかけに両軍のコーチ陣を含めて険悪な雰囲気が漂ったが、警備員の制止により大きな事態へは発展しなかったようだ。

 バルセロナでプレーするスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが「この試合には多くの敵意と対立が見られた」と試合後に語ったように、ライバルチームとの対戦で選手はより一層熱くなったことがわかる。

 セカンドレグは13日にエスパニョールのホームで行われる。