「自分は怪しい者じゃない」と女子学生に声をかけた、どう考えても怪しい男【事案ウォッチ】
全国各地の「防犯メール」の中から、気になった事案を紹介する本連載。今回は、兵庫県の「ひょうご防犯ネット」へ寄せられた声かけ事案を取り上げたい。
どう見ても、怪しい...。画像はイメージです(Keoni Cabralさん撮影、flickrより)
作業服を着た小太りの男
2015年10月23日、18時ごろ。篠山市黒田の路上において、声かけ事案が発生した。
女子生徒が自転車で下校途中に年齢が55歳くらいの男に遭遇。男は車に乗っており、女子生徒に対して「ちょっとこい、怪しいもんじゃないからこい」と声をかけてきた。女子生徒が怖くなって逃げたところ、男は東の方向に去ったという。
マンガやドラマなどフィクションの世界では、こういう台詞を吐く人物は間違いなく「怪しいヤツ」である。そもそも普通の人間はこういう台詞を吐かない。自分に後ろめたい考えがあるからこその台詞だ。それにしても、現実の世界でこんなことを言う不審者がいるとは......。
ちなみに男の容貌は、「黒色短髪・小太り・作業服着用・白色軽四トラックに乗った男」だそう。うーん......。
事案ウォッチ全国の事案情報を紐解き、ときに想像を膨らませながらご紹介。本連載でお届けする内容が、少しでも身近な犯罪の抑止につながれば幸いだ。