2004年のスマトラ島沖地震のとき、10歳のイギリス人少女が、津波被害のあったタイのビーチホテルに家族と滞在していました。

彼女はその2週間前に、学校の地理の授業で習った「津波の前兆」を覚えており、そのことが彼女を含めた数百人の命を救ったのです。

 


少女の名前はティリー・スミスさんと言います。
(Tilly Smith - Wikipedia)

当時10歳だった彼女は、家族と一緒にタイのプーケットにいました。

ティリーさんは2週間前に、小学校の地理の授業で「津波の前兆である、潮が海岸線から引いていき、白い泡が立つ現象」を覚えていました。

その知識を両親に訴えると、両親は周りの人々やホテルのスタッフに伝え、それによって津波が来る前に避難することができたのです。

彼女のおかげで被害のなかった数少ないビーチのひとつとなりました。

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その後、何百人を救った行動が称えられ、表彰を受けています。

海外掲示板でも感心の声が上がっていました。

●動物がいなくなり、潮が引いたときは、丘に向かえ。

↑犬が反応しているときは犬に従え、あるいは地震に備えよ。

↑ここミシガン州でも地震があった。
うちのバセットハウンドは石のように寝ていた。これがもしハムサンドイッチを作っているときだったら、まるで緊急のようにふるまっただろう。

↑うちの猫も3つの地震に全く反応はなかった。

●この子が学校の授業で集中していなかったら、結果に大きな違いがあったかもしれない。

↑あるいは両親が彼女の言うことを信じなかったらね。うちの両親なら笑って「ドラマチックすぎる」とか、「ヒステリックすぎる」とか言ったに違いない。

●わお、この子は10代の間、「パパ信用して、ちゃんとわかってるから、ほら津波のことがあったでしょ」と言い訳しそうだ。

●「ティリーは急に海の白い泡のことを言い続け、そのうちヒステリックに、ハワイの1946年の津波のビデオを見たからと話し始めた」
このビデオってどこかで見られるかな?

↑1946年の津波じゃないが、これがその前兆の動画。
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Tsunami - Caught On Camera - P3 - YouTube

●そして彼女は21歳になった。
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「彼女は津波の前兆である、海岸から潮が海岸線から引いていき、白い泡が立つということを覚えていました」
みんなも正しいときに正しい場所にいて、そしてこれを覚えていたら、どう行動すべきかわかるよね。

●人間は災害時に個性が出る。突然の危機にどう対処するかだが、ほとんどの人はシンプルに何もできずにフリーズする。この子の素早い考えが家族全員と大勢の観光客を救った。
・彼女は『泡が出てるの、水の泡よ』と何度も繰り返し言い続けたと、父親のコリン・スミス氏は語っている。
・両親は最初、彼女のことを無視していた。しかし彼女はしつこく「津波が来る、聞いてちょうだい」と両親に訴え続けた。
・ようやく父親のコリン・スミス氏を説き伏せることができた。父親はホテルに向かうことにし、ホテルの警備員に近づきこう伝えた。「ええと、ちょっと頭がおかしいと思われるかもしれないが、娘が絶対に津波が来ると言い張るんだ」
・幸運にも警備の人も彼とその娘の言うことを信じ、ビーチにいる人々に警告を発し始めた。
・スミス家が泊まっていたホテルにケガ人は出たが、死者は出なかった。
・その津波で25万人ほど亡くなり、タイでは1万人が犠牲になった。

↑もし10歳の子が津波が来ると自分に伝えてきたら、両親であろうが警備であろうが、聞き流したと思う。

↑両親と警備がちゃんと聞いてあげて、何かしら動いたのも大きい。疑がっていたり彼女をなだめるためだったとしてもだ。

●これは先生も認められるべきだ。

↑少なくとも子供が「こんなの実際に起こらないからいらない」と言ったときには、この話ができる。

●一番驚くことは両親を説き伏せたこと。

津波の怖さは、われわれ日本人も痛切に学びましたが、いかに風化させず伝えていくことが重要かを実証しています。

TIL about Tilly Smith who, at age 10, helped save her family and hundreds of tourists in Thailand from the 2004 tsunami

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