昭和7年(1932年)創業で80年以上の歴史を誇り、ミシュランガイド2015で「ビブグルマン」に認定された老舗甘味処が「天のや(あまのや)」です。小豆や寒天の素材にこだわった繊細な甘味を提供する一方で、天のやの女将によるオリジナルレシピとして「たまごサンド」を提供しています。関西風の出汁をたっぷり使用したふわふわの出汁巻き玉子と、マスタード入りマヨネーズのシンプルかつ絶妙な組み合わせで、デパ地下の天のや専門店では毎日売り切れになるほど人気お土産メニューとなっているとのことなので、実際に購入して食べてみました。

天のやのたまごサンドお土産専門店|テイクアウト|メニュー

http://amanoya.tokyo/menu.html

天のや西武渋谷店に到着。



西武渋谷店食品部長のおすすめ商品にピックアップされていました。



ショーケースに並んでいる小包が「たまごサンド」。今回は税込1181円の「レギュラーサイズ(12切入り)」をゲット。ほかにも税込701円の「ハーフサイズ(6切)」があります。夏場なので保冷剤をつけてくれますが、1時間以上常温で持ち歩く場合は167円の保冷バッグに切り替えると3時間は常温で持ち運べるとのこと。



というわけで、これがレギュラーサイズ(12切入り)の箱。



iPhone 5sと比べると、弁当箱くらいのサイズであることがわかります。



包装紙をめくったら、中の箱は「甘党の老舗 AMANOYA」と書かれたシールで封がされていました。



フタを開けてみると、ぎっしりと詰まったたまごサンドが登場。たまごサラダのサンドイッチのようにも見えますが、中に入っているのは関西風のだしで焼き上げられただし巻き玉子。



1切れはさほど大きくないのですが、ふわふわのだし巻き玉子はふっくら厚めで存在感があります。気軽に食べられるサイズなのでお土産に人気というのも納得。



食べてみると、ぷりっと柔らかな食感のだし巻き玉子からはしっかりだしの深みが感じられます。「パンとだし巻き」というあまりない組み合わせですが、ほんのりだしが効いた玉子をマスタード入りマヨネーズが覆うことで、思ったよりも洋食らしい味わい。一般的なたまごサンドはバターなどで焼いた厚焼き玉子を使いますが、天のやのたまごサンドはだしの風味が上品な満足感のあるサンドイッチになっていました。



なお、天のやのたまごサンドお土産専門店は、西武渋谷店以外にも西武池袋店京王百貨店新宿店そごう横浜店があります。各店舗のTwitterアカウントでは毎日の売り切れ情報をツイートしてくれているので、買いに行く前にチェックできて便利です。