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大王製紙は、家庭用品事業のファミリーブランドである「エリエール(elleair)」のブランドロゴを14年ぶりにリニューアルすると発表した。ロゴの変更時期は2015年秋を予定。

新しいロゴのデザインは、グラフィックデザイナー・佐藤卓氏と共にデザイン開発を進めた。「ロゴの視認性の向上と進化・成長を続けるためのスケール感の付加」、「次世代の生活者からも支持される先進性と新鮮さの付加」、「世界中の生活者に支持されるためのグローバル対応力の付加」という3つの目的を果たすための変更で、同ブランドとしては初めてシンボルマークとして、青い円形の「エアーエンブレム」を採用した。

カタカナのロゴでは、「やさしさ」を流れるような曲線の文字で表現するとともに、最初の「エ」の文字にカット形状を入れ、先述のエアーエンブレムに寄り添うデザインとしている。加えて、このカット形状には、「"全てのものにそっと寄り添う"ブランドでありたい」という意味が込められている。

このブランドロゴのデザインに際して、佐藤卓氏は、「エリエールのブランドに込められた「やさしい風のように寄り添う商品を届けたい」という想いを、この新しいロゴでは、風のように流れる曲線で表現しました。そして、エリエールでは初めての円形のエンブレムが登場。このエンブレムを「エアーエンブレム」と名付けました。ブルーの球形は我々が暮らす地球を、白く流れる曲線はやさしい風を表現し、地球上に暮らす多くの人たちに優しい風を、エリエールの商品を通して届けたいという想いを表しています」とコメントしている。

なお、「エリエール」ブランドは、1979年に同社が初めて一般生活者向けにティッシューペーパーを発売した時に誕生したブランド。フランス語で女性を意味する「elle」と風を意味する「air」を組み合わせた「風の妖精」を意味する造語で、「風の妖精が生み出すやさしい風のように、人々の生活に寄り添う商品を多くの人に届けたい」という思いが込められているという。