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堀江公判の貸株質問 証拠排除

入金、1000万円ではなく12万円 裁判長「誤った印象与える」

【ライブドア・ニュース 2006年11月28日】− ライブドア(LD)事件で証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)の罪に問われた元社長、堀江貴文被告の第25回公判が28日、東京地裁(小坂敏幸裁判長)で開かれた。小坂裁判長は、検察側が17日の公判で行った貸し株料に関する被告人質問の一部について「証券会社から被告人の口座に1000万円が入金されているかのような誤った印象を与える」として、該当する質問と証言を証拠から排除することを決めた。

 貸し株料については、検察側が17日の公判で、2003年7月にエッヂ(LDの前身)株1万株がみずほ証券に貸し出されていないか追及。証券会社の担当者が「1000万円くらいを考えています」と貸し株料を試算したメールを読み上げ、堀江被告の口座への入金の有無をただした。これに対して、弁護側は21日の公判で、「法廷で使う証拠はすべからく開示するのは、刑事裁判の大前提であるにもかかわらず、証拠が提示されていない」として証拠排除を申し立てていた。

 この日の公判で小坂裁判長は、貸し株料が1000万円ではなく、実際には約12万円しか入金されていなかったことなどを指摘し、「質問の仕方が相当でなかったと言わざるを得ない」との判断を示した。

 証拠排除の決定に、検察側は「1000万円でないにしろ、実際に入金はあった」として異議を申し立てをした。一方、弁護側は「1000万円が入金されていないのに、されているかのように質問をし、一方的に質問を打ち切った。検察官は入金が約12万円だと把握した上で質問しており、証拠排除は妥当」と主張。小坂裁判長は、検察側の異議申し立てを棄却した。【了】

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