日本自動車販売協会連合会(東京都港区、小栗七生会長)が2日に発表した9月の登録車の新車販売台数(特殊車、トレーラーなどを除くナンバーベース)は、前年同月の実績を7.4%%下回るの36万2810台で、15カ月連続して前年実績を割り込んだ。

 自販連は、高騰する原油価格や、選択肢として燃費のいい軽自動車への購買層のシフトなどを長引くマイナス要因に上げている。

 車種別では、乗用車が30万359台(同8.9%減)で、そのうち普通乗用車は11万4088台(同6.1%減)と、15カ月連続で前年同月実績を下回った。小型乗用車は、8カ月連続マイナスの18万6271台(同10.5%減)だった。

 貨物車合計は6万782台(同0.3%増)で18カ月連続のプラス。そのうち普通貨物車は2万6837台(同7.6%増)で前年実績を上回ったが、小型貨物車が3万3945台(同4.7%減)と6カ月ぶりにマイナスに転じた。バスは1669台(同15.3%増)だった。【了】

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