「スワロフスキー」のクリスタルをちりばめた「ベンツSL600」に興味を示す来場者。28日、東京都江東区の東京ビッグサイトで。(撮影:佐藤学)

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ワゴンやスポーツカーなど各種それぞれの最新カスタムカーとドレスアップカーを一堂に集めた第6回「オートギャラリー東京2006」が28日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した。30日まで。

 出展車両の中から来場者の投票によって優秀車両を選ぶ恒例の「カスタムカーコンテスト」は、今年は新たにハイエース特別賞が設けられ、ミニバン&ワゴンやコンパクトカーなど計8部門。各クラス優勝車を選出後、投票総数の最も多い車にはグランプリが授与される。そのほかにも、人気イベントの「レースクイーングランプリ2006」をはじめ、子供連れの家族も楽しめるように、仮面ライダーカブトショーなどのイベントが予定されている。

 トヨタ自動車<7203>からはスーパーチャージャー搭載の快速「マジェスタ」やファーストクラスを連想させる豪華仕様の「アルファード」、ホンダ<7267>からはフルモデルチェンジして発売されたばかりの「ストリーム」のカスタムカー、三菱自動車<7211>からはランエボ最新作など各メーカーのカスタムカーとドレスアップカーが勢揃い。

 会場でひときわ注目を集めていたのが、カクタスコーポレーション(本社・大阪府羽曳野市)が出展する「スワロフスキー」のクリスタルをちりばめた「ベンツSL600」だ。約30万個の「スワロフスキー」の輝きに引き寄せられるように、同車の周りでは数多くの来場者がカメラのシャッターを切っていた。

 カクタスコーポレーション広報課の小島潔さんは「この車は特に女性に人気で、キャンペーンガールの女の子たちも、休憩時間などを見つけて写真を撮りに来ますね」と話した。そのきらびやかな外装は、展示場でもひときわ目立ち、最終日のカスタムカーコンテストの表彰が期待される。【了】