■「ダブルエース」擁するチームづくり生誕100年の夏の甲子園大会を制したのは、“2枚看板”の東海大相模高だった。もちろん指導者の情熱、選手の努力の成せる業だが、チームづくりの勝利といってもいいのではないか。試合を終え、並んで校歌を歌う小笠原慎之介くんと吉田凌くんの笑顔を見ながら、そうつくづく思った。「肩、ひじは消耗品みたいなものですから」と、元プロ野球投手の友は言う。このところ話題となっている甲子園投