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ESETは7月14日、POS端末のウイルスに関する注意喚起を行なった。

現在、ボットネットを構築して小売店のPOS端末から情報を盗み出そうとするウイルスが、世界各国で確認されている。このウイルスに感染すると、PCが遠隔操作されて、POS端末を攻撃するためのボットネットのネットワークの一員になる恐れがある。

同社では「Win32/BrutPOS.A」「Win32/BrutPOS.Aの亜種」「Win32/TrojanDownloader.BrutPOS.A」「Win32/TrojanDownloader.BrutPOS.A」を定義ファイルで検出している。

ESETでは、ウイルスに感染しないために「ESET製品プログラムのウイルス定義データベースを最新にアップデートする」、「OSのアップデートを行い、セキュリティパッチを適用する」、「ソフトウェアのアップデートを行い、セキュリティパッチを適用する」、「データのバックアップを行っておく」、「脅威が存在することを知る」などを挙げている。

「脅威が存在することを知る」では、「知らない人」よりも「知っている人」の方がウイルスに感染するリスクは低いと考えられ、ウイルスという脅威に触れてしまう前に「疑う」ことができるとしている。