アフリカ、43歳の代表選手が公式戦出場 ロジェ・ミラの記録を更新
アフリカ人選手というと、年齢に関する騒動が起きるものだが、今回は疑問の余地がないだろう。

モーリシャスの1部リーグ・パンプルムースに所属するFWカーズリー・アポーは、24日に44歳となる。その彼は12日、つまり43歳354日で、代表選手として公式戦にも出場した。

2015年にモロッコで開催されるアフリカ・ネーションズカップの予選モーリタニア戦でのことだ。試合終盤の10分間でプレーしたことにより、アポーはアフリカの歴代最年長代表選手記録を更新した。これまで記録を持っていたのは、カメルーンのレジェンドであるロジェ・ミラ氏。1994年のワールドカップ(W杯)で記録を更新したとき、42歳39日だった(W杯での記録は依然として保持)。

14年前に代表デビューし、24試合で10ゴールを挙げてきたアポーは、アクバル・パテル監督によって7年ぶりに代表復帰を遂げた。試合後、アポーは「代表でプレーできて幸せだよ。それを続けたい」とコメントしている。

なお、試合は0−1でアウェーのモーリシャスが敗れた。だが、ホームでのセカンドレグが残されている。次にアポーが狙うのは、46歳までプレーしたアメリカ領ヴァージン諸島のマクドナルド・テイラー氏の記録だ。