若手注目俳優の中村蒼や桜井美南、本郷奏多らが出演するテレビ東京系の深夜ドラマ「なぞの転校生」がスタートした。

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「スワロウテイル」「リリイ・シュシュのすべて」の映画監督・岩井俊二が企画プロデュースと脚本を手がけており、ブログでも、

・企画とシナリオが岩井俊二であるので、完全に岩井節の学園ものである
・監督は長澤雅彦さんですが、雰囲気は岩井ビジュアルですね
・「懐かしい岩井俊二」を感じさせる作品であり、今後も期待させる

などと、岩井俊二に関する書き込みが目立つ。映画「夜のピクニック」の長澤雅彦が監督だが、5K解像度の高品質カメラを使うなどこだわった映像にも、岩井俊二色を感じている人が多いようだ。

「なぞの転校生」は眉村卓のSFジュブナイル小説で、1975年にNHK「少年ドラマシリーズ」でドラマ化されたことでも有名。

・私たちの世代にとってはNHK少年ドラマシリーズしても馴染みの深い作品
・「NHK少年ドラマシリーズ」はジュブナイルSFの宝庫でした
・やはり今風で、少年ドラマシリーズの香りはなかった。これからどうなるか期待
 したい

と、当時を知る世代の人が、気になってチェックしているケースも多いようだ。

そして、そんなNHK少年ドラマシリーズ世代のハートにヒットしたのが、

・初回たまげたのは、中村蒼演じる岩田広一のパパ役が、39年前のNHKドラマ時に
 広一を演じた高野浩幸だったことだ!
・中村蒼くんのお父さん役がなんと高野浩幸さん。凄いな〜
・高野浩幸は、昔の少年ドラマでよく主人公をやっていた子役ではと思って検索して
 みたらそうだった。バロム1が懐かしい

という粋な配役だ。NHK少年ドラマシリーズ「なぞの転校生」で主役を演じた高野浩幸が、主人公の父親役で登場したのだ。

ドラマの方は、“なぞの転校生”役の本郷奏多が登場して、いよいよ物語が動き出すところだが、

・テレビ東京金曜深夜に、思いがけない清涼剤で胸を洗われるのは素晴らしいことだ
・現代風にアレンジしつつも、原作・TVシリーズの味を残しているのでほっと
 しました
・テンポもゆっくりで、ゆる〜い感じなので好き嫌いわかれそうだけど、私は好き

と、旧「なぞの転校生」世代を含め、その世界観は好評のようである。

岩井俊二も「今なお色褪せない不朽の名作」というNHK少年ドラマシリーズ版と比べるのは酷かもしれないが、今の時代ならではの「なぞの転校生」の誕生をじっくり見守りたい。

(芦之由)




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