7日にニューヨークでトッテナムとレアル・マドリーがMFガレス・ベイルの移籍を決めるとも言われているなか、日に日にベイルとトッテナムの“戦争”が激しくなっているようだ。

ベイルの代理人であるジョナサン・バーネット氏は、「彼はモナコでの(アンドレ・)ビラス=ボアス監督のコメントをとても不快に思っており、トッテナムの練習場に行かないことを考えている。今の彼はとても怒っているからだ」と話している。

ビラス=ボアス監督は先日、ベイルが「売りに出されていない」と発言し、レアルのカルロ・アンチェロッティ監督が「交渉について話すのは間違っている」とコメントしていた。

いずれにしても、トッテナムはベイルに対し、6日10時30分(現地時間)の練習再開に通常どおり招集したことを知らせている。トッテナムの周辺は、「もしも来なければ罰金が科される」と話しているそうだ。

なお、『デイリー・テレグラフ』や『インディペンデント』は、トッテナムがレアルに対し、さらなるキャッシュを求めていると報じた。これまで、レアルは9000万ユーロ(約117億6000万円)をオファーしている。また、トッテナムはトレード要員として、DFファビオ・コエントランやFWアンヘル・ディ・マリア、MFルカ・モドリッチではなく、FWアルバロ・モラタを織り込むことも求めたそうだ。