マイクロンジャパンは4月10日、SSD新製品となる「Crucial M500 SSD」の販売を開始した。

120GB、240GB、480GB、960GBのモデルがあり、それぞれ実売想定価格は12,600円、21,000円、38,850円、60,900円。

今回販売がはじまったのは2.5インチモデル(厚さ7mm)版で、mSATA版は4月中旬からの出荷が予定されている。

M.2に関しては価格・出荷時期ともに未定。

M500は1TBモデルのSSDをコンシューマ市場に広く販売する初の製品となる。

16GB 20nm MLC NANDダイを採用。

1チップあたり4つNANDダイを搭載し、最大で16チップ搭載することで、1TBモデル(960GB)容量を実現している。

コントローラにはMarvell 9187を採用。

ダイあたりの密度を引き上げるためにページサイズを8KBから16KBへ引き上げているが、この方式は性能の低下を招くという弊害も抱えている。

M500ではこうした性能の低下を最小限のレベルにとどめ、容量と性能の双方を実現しているところに特徴がある。

M500の1TB(960MB)モデルの1GBあたりの単価は、実売想定価格換算で64円ほど。

1TBモデルでこの価格を実現しているところが注目ポイント。

最近ではアプリケーションやシステムの起動性能のよさなどから、ノートPCやデスクトップPCでもSSDを採用する傾向がある。



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