CLから敗退のミラン指揮官「バルサは驚くほど見事な戦いだった」

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 チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグが12日に行われ、バルセロナとミランが対戦。ホームのバルセロナが4−0と大勝し、2試合合計スコアでも4−2と上回り、準々決勝に進出した。

 試合後、ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、以下のように敗戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えている。

「前半の30分間、バルセロナは驚くほど見事な戦いを見せてきた。特に高い位置で我々を押し込み、ボールを自陣から出すことができなかった。4失点のうち3点は、我々のミスから決められた。サッカーでは時として数センチが明暗を分けることがあるが、我々のシュートがポストに当たっていなければ1−1に追いつくことができ、その数分後に決まったバルセロナの2点目もDFの股下を抜くものだった」

「本当に残念だよ。選手たちは夢に描いた結果のため、懸命に戦った。今夜は非常に難しい試合だったが、終盤に2度の決定機を作るなど、試合終了のホイッスルが鳴るまで戦い続けた。我々は若いチームで、チャンピオンズリーグでのこのような経験を通して成長していかなければならない」

「ファーストレグを終えて希望を持っていただけに残念だが、サッカーとはこういうものだよ。ファーストレグの1点目は幸運な形で決まったが、今回は決定的なシュートがポストに阻まれ、運がなかった。バルセロナには(リオネル)メッシや(アンドレス)イニエスタなど、どんなDFも簡単にドリブルでかわすような素晴らしい選手たちがいる。それは90分走っても変わらない。しかし我々の選手は、3失点目を喫した後も最後まで諦めなかった」

[写真]=Getty Images