2012-13シーズンのインテルの最初の補強は、ジェノアFWロドリゴ・パラシオということになるようだ。21日午後、インテルのマーケット担当者とジェノアが会談し、交渉が進んだ。

ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長は、1000〜1500万ユーロ(約10億1000万〜15億2000万円)で、2009年にボカ・ジュニオルスから獲得したパラシオとたもとを分かつことを受け入れたようだ。近いうちに正式発表されるだろう。インテルとジェノアが共同保有するMFユライ・クツカとFWサムエレ・ロンゴはこの取引に含まれない。

今季のセリエAで19ゴールと、ベストシーズンを過ごしたパラシオだが、インテルが彼の加入によって、ナポリFWエセキエル・ラベッシを追いかけなくなるというわけではないだろう。

一方、同日午後、インテルのオフィスにはサンプドリアのパスクアーレ・センシービレSD(スポーツディレクター)が到着した。MFアンジェロ・パロンボとMFアンドレア・ポーリの今後が話のテーマだ。インテルは後者の残留に関心を寄せており、一方でパロンボについてはサンプドリア復帰が見込まれる。

センシービレSDは「まだ話し始めたところだ。ポーリについては、合意したいという意欲がある。パロンボに関しては、プレーオフが終わってからアップデートするだろう」と語った。ポーリは600万ユーロ(約6億円)の買い取りオプションつきレンタル移籍でインテルに加入しているところ。インテル側は減額を試みるようだ。