インテルのマッシモ・モラッティ会長は、マンチェスター・シティFWカルロス・テベスの獲得に向け、9日にマルコ・ブランカTD(テクニカルディレクター)と会談した。同会長はテベスを獲得するために、2500万ユーロ(約24億5000万円)の投資をすることを了承している。

そして10日、インテルは正式に動きを見せた。メールでマンCにオファーを提示したのである。インテルは6月までのレンタルでテベスを獲得したいと望んでいる。シーズン後の買い取り金額は2500万ユーロで、200万ユーロ(約2億円)を上回らないボーナスも加わると見られている。つまり、合計で2700万ユーロ(約26億5000万円)の投資ということだ。

モラッティ会長は9日のブランカTDとの会談後、『ガゼッタ』にこのように話している。

「何かするとしたら、冗談でやるわけじゃない。良いオペレーションだと考えているからやるんだ。どういう状況なのか、我々は情報を仕入れてきた。何かをやるためのスペースはある。楽観とか悲観とか、そういう問題ではないんだ。ただ待って、どうなるかを見てみよう必要がある」

また、テベス以外の選手を獲得する可能性があるのかどうか問われると、モラッティ会長は「あと20日ある。どうなるか、見てみよう」と語った。