ラツィオからインテルへ移籍したFWマウロ・サラテが、2日の入団会見で堂々と約束をした。必ず守らなければいけない約束だ。

「新しいマウロになるって約束する。僕は変わらなければいけない。もっとボールをパスしなければいけない」と語ったサラテは、「契約にはアシスト(数に応じた出来高払いの)条項があるんだ」と明かしている。さらに、同選手は次のように続けた。

「マーケットの最終日に放出されるというのは、ひどいことさ。僕は1週間、眠ることができなかった。こんなのは初めてだったよ。マーケットが終わる5時間前に連絡が来た。最後はうまくいったね。インテルのオファーを断れる選手なんていない。僕はこのユニフォームを着る準備、プレーする準備ができているよ」

また、サラテは「大きな問題を抱えたことはない。メディアは何か騒がなければいけないときがあるし、僕としてはそうじゃないってことを示していくよ」とコメント。自身が“特殊な”パーソナリティーの持ち主などではないと強調している。

一方、ラツィオを去ることになった経緯について、同選手は「(エディ・)レヤ監督と話してから、僕は放出を求めた。とにかく、ラツィオのサポーターは、どういう話だったのかを知っているはずだ。僕は新しい挑戦を望んでいた。でも、ドレッシングルームの中にとどめておくべきことで、外に出すべきじゃない」と語った。

また、サラテはアルゼンチン代表のことも忘れておらず、「(代表入りは)夢だよ。いつかアルゼンチンのためにプレーしたい」と述べ、FWサミュエル・エトーがインテルを退団したことについては、「彼は素晴らしい選手で、それはみんなが知っていることだ。でも、ここにはうまくやれるだけの新戦力もいる。僕も全力を尽くすよ。自分がインテルにふさわしい選手かどうかを示さなければいけない」と述べている。