Gap傘下「オールド・ネイビー」が2012年末に日本初上陸

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 米Gap Inc.(ギャップ)が展開するカジュアル衣料ブランド「OLD NAVY(オールド・ネイビー)」が、2012年末に日本へ出店する計画を発表した。北米以外の店舗として初出店。新たな事業計画によると、日本を含む国外において100万人規模の新規顧客獲得を目指すとしている。

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 「Gap」や「OLD NAVY」を展開するGap Inc.は7月26日、「OLD NAVY」ブランド事業を手掛けるOld Navy Internationalの代表交代を発表。新任には、同社の中国進出に携わっていたロンドンオフィスのLorenzo Moretti氏と、サンフランシスコ本社で役員を務め「OLD NAVY」のキッズ・ベビーラインを担当していたAbinta Malik氏の就任が決定した。新体制に伴い、北米外への進出を本格的に始動。その起点となる店舗として日本進出の計画を明らかにした同社は、東日本大震災による影響を懸念してはいるものの、これを機に100万人を超える新規の顧客獲得に向けて取り組む。

 1994年にスタートした「OLD NAVY」は、北米を中心に1,000以上の店舗を構えるカジュアル衣料ブランド。メンズ、ウィメンズ、キッズなど幅広い世代へ向けたアイテムを展開し、ハロウィーンやクリスマスといった季節イベントのグッズなども取り扱っている。立ち上げから4年後の1997年には、10億ドル超の売上を達成するという小売り業界初の記録を打ち立てた。日本初出店についての詳細は、今後明らかになる。