レアル・マドリーMFカカーが、ブラジルのメディアのインタビューで、レアル残留希望を強調した。同選手は「僕の希望はマドリーに残ることだ。ブラジルへ戻る前に、監督や幹部たちからは、落ち着いてバカンスを楽しめと言われた。自分に関していくつか憶測があることは知っている。少なくとも10クラブへの移籍の噂があるね。でも、僕の希望はマドリッドに残ることなんだ」と語った。

カカーはイタリア復帰も噂されていた。友人であるレオナルド監督が率いるインテルへ移籍するのではないかというものだ。だが、カカーは「彼とは最高の関係にある。僕がマドリッドで勝ちたがっていることを誰よりも知っているのが彼だ」と強調している。

そのインテルだが、チェルシーはインテルMFヴェスレイ・スナイデル獲得の準備を整えているようだ。イングランドでは、少なくとも3チームがインテルとスナイデル獲得交渉に臨むつもりだが、中でもチェルシーに最もチャンスがあると報じられている。

これによると、スナイデルの代理人が移籍の可能性を検討するべく、近いうちにインテルのマルコ・ブランカTD(テクニカルディレクター)と会談するという。また、フース・ヒディンク現トルコ代表監督の就任が確実とも言われているチェルシーは、3500万ユーロ(約40億8000万円)を準備しているそうだ。スナイデルとの契約は2015年までで、インテルは少なくとも3500〜4000万ユーロ(約46億6000万円)を求めている。

チェルシーのほかにも、スナイデルにはマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティが関心を抱いている。だが、同選手の夫人はロンドン行きをより好んでいるようだ。

一方で、インテルはトゥーロン国際大会でコロンビアの「10番」、ポルトMFジェームス・ロドリゲス・ルビオに注目しているようだ。1カ月後に20歳になる同選手については、ジネディーヌ・ジダン氏のようになるポテンシャルがあるとの声も上がっている。ポルトは同選手の獲得に500万ユーロ(約5億8000万円)を支払っており、現在は3000万ユーロ(約35億円)に違約金が設定されている。