「元巨人のチョ・ソンミンは日本で自殺騒動を起こしていた」故チェ・ジンシル母が暴露

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韓国の女優で2008年に自殺した故チェ・ジンシルの母親、ジョン・オクスク氏(66)が、最近出版した『ママが。ごめんね、そして愛している』の中で、チェ・ジンシルの元夫であり韓国の元プロ野球選手のチョ・ソンミンが、チェ・ジンシルと結婚をするため日本で自殺騒動を起こしていたことを明らかにした。

自殺騒動があったのは1999年。当時、チョ・ソンミンは日本の読売ジャイアンツに所属していた。

韓国メディア「スポーツソウル」によると、チェ・ジンシルとチョ・ソンミンは、98年にKBSのテレビ番組で出会った。その後は日本と韓国を行き来しながら愛を育み、結婚も意識するようになった。しかし、2人とも有名人であったことから、両家とも結婚に反対。チョ・ソンミンは結婚に反対された苦しみから、日本で自殺騒動を起こしたという。

ジョン氏は著書で「日本から電話がかかってきた。チョ・ソンミンが薬を100錠ほど飲んで病院に搬送され、胃洗浄し、やっと目覚めたと知らされた。ジンシルは泣いていた」と当時を振り返った。

チョ・ソンミンの両親は自殺騒動の知らせを受け日本へ駆けつけたが、チョ・ソンミンが「結婚できないなら死んでやる」と言って聞かなかったことから結局結婚に賛成したと、ジョン氏は語った。

また、自殺騒動が球団に知られると退団の恐れがあったことから、風邪で入院したことにして事件をもみ消したという。

2人は2000年に結婚。01年と03年にそれぞれ男児と女児の2人の子どもに恵まれたが、04年に離婚した。また、チェ・ジンシルはインターネット上の誹謗中傷を苦に08年に自殺した。

ジョン氏は著書でこの自殺騒動を暴露しているほか、チョ・ソンミンに向け2人の子どものためにも父親としてしっかりしてほしいと語るなど、チェ・ジンシルに関する様々な出来事がつづられているという。


参照:チェ・ジンシル母「チョ・ソンミン、結婚反対され自殺騒動」初公開 - スポーツソウル
参照:故チェ・ジンシル母、「ママが。ごめんね、そして愛している」出版 - アジュ経済

(文:林由美)

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