「詐欺で訴えたい!」摘発の違法デリヘル ウソだらけの″肩書″に常連客激怒

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 風俗好きにはちょっと夢が壊れるような話かもしれない。

 警視庁は7日までに、大規模な違法デリヘルグループを売春防止法違反(周旋)の疑いで摘発。40代の韓国人経営者ら9人を逮捕した。

 この容疑者グループは、渋谷や恵比寿など都心に複数の高級店を3年ほど前から開業。延べ1万人以上の顧客から約5億円の売り上げがあったと見られている。

 店舗のひとつ渋谷「R」は、主にインターネットのホームページで宣伝。コンパニオン女性の写真にはそれぞれ職業が記載されていたが、その肩書がすさまじい。

「舞台女優」
「読者モデル」
「タレント事務所所属」
「レースクイーン」
「キャビンアテンダント」

 女性はいずれも下着姿で顔を手で隠しているが、この肩書が本物ならデリヘルより芸能事務所をやった方がいいのではないかとも思ってしまうほど。

 風俗誌編集者によると「デリヘル通の間では、店員らしき人物がネットの掲示板で自作自演の良い感想を書くことで知られていた。ただ、それに対してだまされたという声まではなかった」という。

 店は女性の肩書によって金額に差をつけており、通常3万円の料金が、前出のような華やかな肩書の女性には5〜8万円と高額設定をしていた。

 しかし、今回の摘発で警視庁はここも徹底捜査。「書いてあった肩書はウソばかりだった」(捜査関係者)というから、約1万人の利用者からすればガッカリだろう。

「でも、同様の手口はこの業界では常とう手段。虚偽の肩書で宣伝をする業者はよくある」と前出編集者。

 この時代、舞台女優やモデルが本当に働いていればネットでその情報が広がるはずで、ちょっと考えればファンタジーであることは分かりそうなもの。

 しかし、前出の捜査関係者によると、今回のグループを利用していた客らしき男性から「だまされたので詐欺で訴えたい」という相談もあったというから穏やかではない。

 ある弁護士に聞いたところ「法的には女性の肩書を偽った場合、詐欺として訴えることは可能。ただ、舞台女優やモデル、タレント事務所所属などはそういった活動を装うことが簡単にできるので、実際に争うのは難しい」とする。

 いずれにせよ、今回の摘発では利用者も捜査を受けている。余計なトラブルに巻き込まれないためにも、店選びは慎重にすることが重要か。
(文=鈴木雅久)

※画像は今回摘発された店舗のひとつ、渋谷「R」のHPより。


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