ユヴェントスは2日に行われたパレルモ戦(2−1でパレルモの勝利)で、判定ミスがあったと怒りをあらわにしている。カルチョーポリ(審判不正スキャンダル)との関連も騒がれるなか、FIGC(イタリアサッカー連盟)のジャンカルロ・アベーテ会長は3日、今回の判定ミスについて次のように話した。

「試合後のマロッタ(ユヴェントスのゼネラルマネジャー)のコメントを聞いた。ユヴェントスはすでに複雑な状況にあり、モルガンティ主審がしたような重大なミスに対して落胆を感じるのは理解している」

「私に言えるのは、各クラブのスポーツ面における政治的活動と、審判団やそのミスに関係がないことはもちろんだということだけだ。これもゲームの一部であり、連盟としての立場は特にない」

一方で、アベーテ会長はインテルMFチアゴ・モッタのイタリア代表招集に向けた手続き上の問題についても言及している。同選手は2003年のゴールドカップ(対メキシコ、ホンジュラス)で、すでにブラジル代表の一員として2キャップを記録しているが、ブラジルはこの大会をU-23代表(ロビーニョやカカー、マイコンらもいた)として臨んでいる。

「我々はFIFAに対して書類を提出した。万全だと考えており、日曜までにこの件に関して良い返答を受け取れると大きな自信を抱いている。大変な仕事だったが、ドイツとの国際親善試合までには良い結果が得られるという自信があるよ」

ドイツ対イタリアの親善試合は9日にドルトムントで開催。チェーザレ・プランデッリ監督は6日に招集メンバーを発表する。