ミラノの2チームが28日、新戦力獲得を決めた。

インテルは昼過ぎ、サンプドリアに所属していたFWジャンパオロ・パッツィーニをピネティーナ(インテル練習場)に迎えている。新しいクラブスタッフやトレーニングをしている新しいチームメートに挨拶をした後、昼食をとってクラブオフィスに移動した。そして夕方、2015年までの契約にサインをした。インテルでの背番号は7に決まっている。

パッツィーニは『インテル・チャンネル』の中で、「インテルファンのみんなに挨拶するよ。僕はここに来ることができて、とてもうれしい。ここのすべてが美しいよ。すごく驚いたし、すごく感動した。まだ何が起きたのか分からないくらいだ。大きな喜びだね。今日のサッカー界では、何も分からないよ。本当にうれしい。すでに青と黒のユニフォームでプレーしたことはある(過去にアタランタでプレー)けど、またこの色をまとうことになった。僕を望んでくれたクラブに加入した。すでに大きな信頼を示してくれたよ。僕にとっては、すごく大切なことだった」と、移籍の喜びを語っている。

インテルはさらに、若手の補強に成功した。バイエルン・ミュンヘンから1992年生まれのオーストリア人MFクリストフ・クリスミュルナーを獲得している。インテルは同選手と、2015年までの契約を交わしたと発表した。

一方のミランは、DFディダク・ビラの加入が決定。エスパニョールに支払う移籍金は600万ユーロ(約6億6000万円)程度になる。同選手は夕方にバルセロナを発ち、ミラノに到着。メディカルチェックを受けた後、2015年までの契約を交わす予定だ。